イベント概要
「鉄道芸術祭」とは?
「鉄道芸術祭」は、アートエリアB1で2010年から毎年開催してきた企画展です。 “鉄道” には、車両や沿線図、列車が走る線路や駅舎・ホームなど、先進的な技術や魅力とともに、そこにまつわる文化や歴史があります。駅コンコースの場の特性を活かした本企画では、鉄道の魅力やそこにまつわる技術、文化、歴史等を多角的に捉え、アーティストとの協働による実験的な展覧会を12年間に亘って開催しています。
新たなアーカイブの可能性を切り拓く「リ・クリエーション」
芸術文化の領域において、アーカイブに関する議論や取組みは決して珍しいものではなくなりましたが、作品の保存と継承の範囲に留まっていることも事実です。
そこで社会の変遷や人々の価値観の転換を多様な視点から捉え続けてきた「鉄道芸術祭」では、vol.0~10の12年間の記録をもとに企画を展開します。
主にはドキュメント展とともに、編集、企画、アーカイブ、メディアや現代美術・文学・哲学・デザインといった各分野の専門家をメディアパートナーに迎え、10の対話を繰り広げます。
本企画では、時代とともに進化を遂げるメディアの発展や文化史の変遷を視座に、鉄道芸術祭の記録物等を素材とした「リ・クリエーション」を通じて、アーカイブの可能性を探求します。
【メディアパートナー】
稲田 浩(『RiCE』、『RiCE.press』編集長)
岩渕 貞哉(『美術手帖』総編集長)
小崎 哲哉(『REALKYOTO FORUM』編集長)
金森 香(NPO法人DRIFTERS INTERNATIONAL代表)
齋藤 精一(Panoramatiks主宰)
瀬尾 浩二郎(株式会社セオ商事代表取締役、『ニューQ』編集長)
松村 貴樹(『IN/SECTS』編集長)
橋本 梓(国立国際美術館主任研究員)
矢野 優(『新潮』編集長)
渡邉 朋也(山口情報芸術センター[YCAM]ドキュメント・コーディネーター)