山本キノコシアター

会期: 2013年3月29日 - 2013年6月30日
会場

イベント概要

会期2013年3月29日(金)〜6月30日(日) 12:00～19:00
　　　※月曜（祝日の場合は翌日）休館
入場料無料（一部有料イベントあり）
参加アーティスト山本高之（美術作家）、珍しいキノコ舞踊団（ダンスカンパニー）、
　　　　　　　　シアタープロダクツ（ファッションブランド）
主催京阪電車なにわ橋駅アートエリアビーワン運営委員会
協力SIC、(株) トヨシマビジネスシステム
チラシPDFファイル: 1.6MB

展覧会概要

「ファッションがあれば世界は劇場になる」をコンセプトに服の新しい楽しみ方を提案する【シアタープロダクツ】。こどもが交わす会話や遊びに潜む創造的な感性を通じて、社会制度や慣習等をシニカルに描く【山本高之】。個々の場所や身体がもっているダンスを探り、楽しむことを主題とする【珍しいキノコ舞踊団】。このジャンルの異なる３組による実験的な試み「山本キノコシアター」を、大阪・中之島の地下コンコース/アートエリアB１「サーチプロジェクト」で展開しました。

「サーチプロジェクト」とは、アートや知の可能性を探求（=search）する企画展です。ここでは、気鋭アーティストとの共同企画や各地のアートプロジェクトとの連携等、様々な表現の試行と実践の場としてアートエリアB１を活用します。

今回は、vol.1.5「サーチプロジェクトのためのスタディ」を通じて紡いだ３つのテーマ（プロの導きによるDIY、身体・ファッション、こどもの創造性）をもとに、３組のジャンルの異なるゲストを迎えました。三者三様のワークショップや作品展開を通じて、会期中にアトリエ・劇場・ショップ等に変貌していく空間性と、デザイン・現代美術・ダンス等の表現の可能性を探る実験的な試みが行われました。

展覧会様子

写真：井上嘉和

アーティストプロフィール

山本高之

美術作家。こどものワークショップをベースとした映像作品を国内外で制作・発表。主な作品に、動物園で動物の生活ぶりを歌う「どうぶつたちの一週間」や、こどもが新しい占いを考え実践する「きみのみらいをおしえます」など、こどもの創造的な感性を通じ、人が創りだす特殊な社会制度や習慣をシニカルに描く作品を展開している。
☞http://takayukiyamamoto.com/

珍しいキノコ舞踊団

コンテンポラリー・ダンスカンパニー。様々な空間で立ち上がるダンスを観客とともに体験し、それぞれの場所・身体がもつダンスを探り、楽しむことを主題としている。これまで世界24都市で公演を行い、2011年日本ダンスフォーラム大賞等を受賞。近年は、サントリーのテレビCM「アセロラ体操」への出演でも話題となる。
☞http://www.strangekinoko.com/

シアタープロダクツ

ファッションブランド。2001年設立。「洋服があれば世界は劇場になる」をコンセプトに、コレクションや展覧会、店頭やイベントなどで活動を行う他、新たに始動した「THEATRE, yours」では、型紙販売やワークショップなどを通じて洋服作りのプロセスを共有していくプロジェクトも展開している。
☞http://www.theatreproducts.co.jp/

主催：京阪電車なにわ橋駅アートエリアビーワン運営委員会
協力：SIC、(株)トヨシマビジネスシステム