イベント概要
日時2月21日[金]19:00─21:00
定員50名程度(参加無料/入退場自由/当日先着順)
共同主催者の新型コロナウイルスに関する方針により、開催を【中止】させていただきます。
何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。
ゲスト川原陽子(パナソニック株式会社)
関康一郎(ダイキン工業株式会社)
矢島進二(公益財団法人日本デザイン振興会)
カフェマスター植木啓子(大阪中之島美術館準備室研究副主幹)
木ノ下智恵子(大阪大学共創機構社学共創本部准教授)
主催アートエリアB1、大阪中之島美術館準備室、
パナソニックミュージアム、インダストリアルデザイン・アーカイブズ協議会
共催クリエイティブアイランド中之島実行委員会
助成一般財団法人地域創造、公益財団法人ユニオン造形文化財団
大阪は戦後「家電王国」と呼ばれてきました。総合電機メーカーの関西・家電御三家、松下電器産業・松下電工、シャープ、三洋電機に加え、音響機器メーカーのオンキヨーや、1960年代にルームエアコンに乗り出したダイキン工業、1970年代に電子ジャーとともに家電分野に参入した象印マホービンやタイガー魔法瓶らの魔法瓶メーカーと、21世紀となった現在でも、私たちの家を見回せば、どこかにその名が刻まれた製品を見つけることができるでしょう。国の社会インフラ事業を主たる生業としていた首都圏の重電企業と比して、大阪の電機メーカーは、身軽に”軽”電機器をつくり私たちの小さな家を明るく変えていきました。 今回は、特定の地域産業を牽引してきた電機メーカーを例に、工業デザインと地域性に着目し、ダイキン工業のテクノロジー・イノベーションセンターで「協創」による事業発展をめざすデザイナー、パナソニックミュージアムで歴史的製品の未来的活用を試行する学芸員、グッドデザイン賞をはじめ総合的なデザインプロモーションの実践者を招き、地域と企業、工業デザインアーカイブの現在と未来図を描き出していきます。