イベント概要
日時2月18日[月]18:30─20:00
会場フェスティバルホール(大阪市北区中之島2-3-18)
参加費1,000円
定員50名(要事前申込/先着順)
※定員に達したため、受付を終了いたしました。
ゲスト近藤浩志(大阪フィルハーモニー交響楽団)
日高孝之(建築音響設計/竹中技術研究所リサーチフェロー)
モデレーター加藤浩介(音響学/大阪大学共創機構産学共創本部イノベーション共創部門イノベーション企画室長、工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻講師)
司会木ノ下智恵子(大阪大学共創機構社学共創本部准教授/アートエリアB1運営委員)
久保田テツ(大阪音楽大学准教授/アートエリアB1運営委員)
1958年の開館以来、世界有数のホールとして国内外の錚々たる音楽家や聴衆から熱い支持を集め続けているフェスティバルホール。2013年に建て替えた新しいホールは、「天井から音が降り注ぐ」と称される音響特性を有しています。 このフェスティバルホールを会場に、音響学研究者とホール音響設計の専門家、そして演奏家をゲストに迎え、それぞれの観点からホールに込められた技巧と魅力について読み解きます。2700席ある客席を、1階席・2階席・バルコニーBOX席など席を移動しながら、プロの演奏家による生演奏を聴き比べる試みも行います。 普段は絶対に体験できないワークショップを通じて、音の響きの妙を体感してみませんか?
平成30年度文化庁戦略的芸術文化創造推進事業
都市の地質調査・再耕事業「クリエイティブ・アイランド・ラボ 中之島」
主催:文化庁、アートエリア B1【大阪大学+NPO ダンスボックス+京阪ホールディングス(株)】
制作:アートエリアB1運営委員会
共催:大阪大学共創機構、中之島まちみらい協議会
協力:フェスティバルホール
■イベントレポート(スタッフブログ)はこちら
→REPORT 音響学から読み解くフェスティバルホールの魅力
登壇者プロフィール
近藤浩志 (こんどう・ひろし)
大阪フィルハーモニー交響楽団チェロ・トップ奏者。東京藝術大学を経て、仏エコール・ノルマル、ブローニュ音楽院両校を首席で卒業。新日本フィルハーモニー交響楽団、東京ポップスオーケストラを経て、現在に至る。ニューヨークのカーネギーホールや国連会議場等でのソリストとしての活動をはじめ、新日本フィルや大阪フィル、ニューヨークフィル等国内外のオーケストラとも多数共演。指導者として大阪音楽大学、神戸女学院大学、大阪芸術大学などで後進の指導にも力を入れている。
日高孝之 (ひだか・たかゆき)
㈱竹中工務店技術研究所勤務。1979年大阪大学大学院工学研究科修士課程応用物理学修了、現在、㈱竹中工務店技術研究所勤務。劇場計画、建築音響設計、騒音防止実務を担当。イタリア国立科学研究所客員教授(1995)、九州芸術工科大学客員教授(1998-99)、九州大学大学院非常勤講師(2007-2011)を経て現職。工学博士(京都大学)、技術士(応用理学部門)、米音響学会フェロー。新国立劇場、東京オペラシティ等、20件の劇場・ホールの音響設計に携わる。
加藤浩介 (かとう・こうすけ)
オペラやミュージカルなどを自ら歌うことに夢中だった神戸大学工学部建設学科の学生時代、「演奏しやすいホールと演奏しづらいホールは何が違うのか?」「音楽ホールの響きを活かして演奏するにはどうしたらよいのか?」と考え、研究者を志すようになる。それ以来18年、音楽ホールの響きが楽器演奏や歌唱に与える影響などを科学的に研究し、日米欧の音響学会や市民向けの公開講座などで研究成果を公表している。博士(学術)。