イベント概要
日程2019年1月14日[月・祝]
時間受付 14:00ー14:30/乗車 14:55─16:29(予定)
受付場所京阪電車中之島線「中之島駅」改札口外
会場京阪電車貸切電車内(中之島駅発⇒樟葉駅(折り返し)⇒なにわ橋駅着)
※改札口外での受付となりますので、各駅から「中之島駅」までの運賃は別途必要です。
出演者
桂三度(落語家)
浅野達彦(ミュージシャン)
飯田和敏(ゲーム作家/鉄道芸術祭vol.8参加アーティスト)
THE COPY TRAVELERS(アーティスト・ユニット/鉄道芸術祭vol.8参加アーティスト)
小川哲生(理論物理学者、大阪大学理事・副学長)
※声の出演(車内アナウンス)
オスカー・ピータース(アーティスト/鉄道芸術祭vol.8参加アーティスト)
料金前売3,000円/当日3,500円
定員150名(要事前申込・先着順)
貸切電車を舞台に、実験的な試みを展開する「電車公演」。
今回は3つの車両をラジオブースに見立て、多彩なコンテンツを繰り広げます。
ラジオに欠かせない音楽とトークには『巨人のドシン』タッグによるライブ車両。京阪沿線が舞台の演目も多く、伝統的なラジオコンテンツである落語車両には桂三度が登場。もうひとつ、ラジオに不可欠の教養車両では、理論物理学者・小川哲生によるミニ講義が開講されます。そして各車両では、ザ・コピー・トラベラーズがライブ制作する車内吊りポスターが次々に吊り下げられていきます。
3つのブースの出来事は、走る車上でどのように交差するのか?
電車と電波に乗って、予測不可能な小旅行をお楽しみください。
■イベントレポート(スタッフブログ)はこちら
→電車公演「ラジオになろうとする電車」を開催しました。
アーティストプロフィール
桂三度|落語家
落語家。1969年生まれ。1992年、お笑いコンビ・ジャリズムとして芸能界デビュー。1998年にコンビを解散後、放送作家として活動し、フジテレビ系バラエティ『めちゃめちゃイケてるッ!』や、テレビ朝日系バラエティ『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』などを担当。2004年にジャリズムを再結成、並行して世界のナベアツとしても数々の番組に出演。2011年にコンビ解散。同年3月、桂文枝に弟子入りし落語家に転身。芸名を桂三度に改名。2018年、NHK新人落語大賞受賞。
1996年岐阜県生まれ。東京藝術大学在学時に絵画を先攻する傍ら本格的にバンド活動やカセットMTRによる多重録音を開始。1996年M.O.O.D/donutからシングル『bonjour』をリリース。2000年任天堂ゲーム『巨人のドシン1』のサウンドトラック『ドシンの跡を追って』を発表、各方面から高い評価を受けた。2001年英国Geistレーベルより初のフルアルバム『Genny Haniver』をリリース。2005年デヴィッド・シルヴィアン『Blemish Remixes』に参加。2008年アルバム『Spacewatch』をAKICHI RECORDSよりリリース。
飯田和敏|ゲーム作家/鉄道芸術祭vol.8参加アーティスト
ゲーム作家。立命館大学映像学部教授。1968年東京都生まれ。多摩美術大学卒業。1995年、勝ち負けや明確な目的を定めない海底散策ゲーム『アクアノートの休日』(PlayStation)でデビュー。以降『太陽のしっぽ』(PlayStation、1996)、『巨人のドシン』(1996、Nintendo64DD)、『ディシプリン*帝国の誕生』(WiiWare、2009)などをリリース。既存のビデオゲームの価値観や概念にとらわれない斬新な表現の作風で知られる。ゲーム菩薩グループのメンバーとして、現実の地図情報から生成した都市空間が舞台のVRゲーム『水没オシマイ都市』を制作中。
THE COPY TRAVELERS|
アーティスト・ユニット/鉄道芸術祭vol.8参加アーティスト
京都および東京を拠点として活動する美術家、加納俊輔、迫鉄平、上田良によるユニット。「複製」や「コラージュ」といった手法の可能性について、コピー機やスキャナ、カメラなどのツールを用いて実験を繰り広げている。こうした実験から生まれた60 枚の印刷物から成 るアートブック『THE COPY TRAVELERS by THE COPY TRAVELERS』を2015 年にBLUE ART 社より出版。主な展覧会に「水に浮か んだフォーシーム」(eN arts、京都、2016)、「ストーブリーグ2016」(Division/VOU、京都、2016)、「THE COPY TRAVELERS by THE COPY TRAVELERS」(NADiff gallery、東京、2015)など。
小川哲生|理論物理学者/大阪大学理事・副学長
理論物理学者、大阪大学理事・副学長。1962年岡山生まれ。工学博士。東京大学工学部卒業後、複数の大学と企業を経て、2000年より大阪大学大学院理学研究科教授。2015年度より現職。専門は、多数の原子や電子などが集まっている状態の性質を、量子力学や統計力学に基づいて理論的に解明する「物性理論」。近年は、動的非線形応答や時空間発展現象の研究を通じて、非平衡量子系の包括的理解を目指す。大学理事としては、財務・情報推進・共創推進を担当している。