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2018
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「森村泰昌の『映像─都市』論 ─上映とトークによって、大阪を読み解く─」

日付
2018年12月7日
時間
19:00 - 20:30
会場

イベント概要

日時12月7日(金)19:00−20:30
会場大阪市中央公会堂 中集会室・特別室
料金[一般]前売 1,500円/当日 2,000円
   [学生]前売 1,000円/当日 1,500円
定員150名(要予約、先着順)

登壇者森村泰昌(美術家)
      卯城竜太(アーティスト/Chim↑Pom)
      高岡伸一(建築家/近畿大学建築学部准教授)
司会進行木ノ下智恵子(大阪大学共創機構社学共創本部 准教授/アートエリアB1運営委員)

【前売券 追加販売のお知らせ】
座席を調整し、増席しました。チケット販売サイト「PassMarket」にて前売券の追加販売をいたします。
コチラのページよりご購入ください。(チケット販売:12月6日23:59まで)

【当日券販売のお知らせ】
当日券は、12月7日(金)18:15より、会場受付にて販売します。
<ご注意>
・後方や斜めからなど、一部見えにくいお席になる場合がございますので、あらかじめご了承下さい。
・開場は18:15を予定しておりますが、当日券の方のご入場は18:50からとなります。ご購入の際にお渡しする整理券番号順にご案内します。

※チケットが無くなり次第、受付を終了いたします。
※主催者が催しを中止した場合を除き、いかなる理由があっても払い戻しはできませんので、あらかじめご了承ください。

【受付場所・時間のご案内】
●受付場所
大阪市中央公会堂【3階 小集会室前】
※中央公会堂の地下レストランの前にある「西入口」よりご入館の上、4番エレベーターにて3階へお越しください。
(正面玄関より入館されないよう、ご注意ください)
アクセス:http://osaka-chuokokaido.jp/map/
受付までの経路:コチラをクリック(PDFファイル)

●受付・開場時間
18:15〜18:50
※18:50より当日券のお客様にご入場いただきますので、それ以降は、チケットをお持ちの場合でも見えにくいお席となる可能性がございます。 あらかじめ、ご了承ください。

●座席
全席自由席
※受付順のご入場となりますので、前方のお席をご希望の際は、なるべくお早めにご来場ください。

★特別室のご観覧★
開場中(18:15〜18:55)には、中央公会堂 特別室をご覧いただけます。
普段は見ることのできない貴重なお部屋ですので、ぜひお早めにお越しの上、ご覧ください。

アートエリアB1開館10周年を機に行う新たなプロジェクト「クリエイティブ・アイランド・ラボ 中之島」 では、当館が位置する大阪・中之島の文化ネットワークの構築をめざし、中之島周辺に位置する、美術館やホール、科学館、図書館など15の文化拠点と連携企画を行います。
その一つとして、今年開館100周年を迎える大阪市中央公会堂を舞台に、「森村泰昌作品と大阪の都市」をテーマにした上映とトークならびに、特別展示「アートでひもとく中央公会堂の100年」のツアーを行います。美術家・森村泰昌は、美術史上の名画の人物や映画女優、20世紀の歴史的人物などに扮する「自画像的」な写真・映像作品を一貫して制作しています。それらの多くは森村の生まれ育った大阪で撮影されています。ヒトラーに扮した森村が中央公会堂の特別室にて演説を行う《なにものかへのレクイエム(独裁者を笑え)》をはじめ、釡ヶ崎支援機構でのレーニン、万博公園の美術館でのゲルハルト・リヒター、大阪城の旧陸軍司令部庁舎での三島由紀夫など。いずれも大阪の風景と歴史上の人物が時空を超えて映像化され、森村流の 都市論を形成しています。
そこで森村と縁の深い中央公会堂で、森村がセレクションした映像作品4作を解説とともに特別上映します。トークでは、森村とは異なるアプローチで都市に関わるアーティスト集団Chim↑Pomの卯城竜太、大阪の近現代の 建築に精通する建築家の髙岡伸一をゲストに迎え、都市と映像の諸相を読み解きます。


■イベントレポート(スタッフブログ)はこちら
REPORT 森村泰昌の『映像−都市』論 ─上映とトークによって、大阪を読み解く─

大阪市中央公会堂「森村泰昌の『映像−都市』論 ─上映とトークによって、大阪を読み解く─」

上映作品
《喜怒哀楽をふところに》
1998/10分/ビデオ[撮影場所:旧国立国際美術館(万博記念公園)、大阪市中央公会堂 他]
《烈火の季節/なにものかへのレクイエム(MISHIMA)》
2006/8分/ビデオ [撮影場所:旧陸軍第四師団司令部庁舎]
《なにものかへのレクイエム(人間は悲しいくらいにむなしい 1920.5.5-2007.3.2)》
2007|8分|ビデオ(HD)[ 撮影場所:釡ヶ崎支援機構とその周辺]
《なにものかへのレクイエム(独裁者を笑え)》
2007|10分|ビデオ[ 撮影場所:大阪市中央公会堂 他]

登壇者プロフィール

森村泰昌
1951年大阪市生まれ。大阪市在住。1985年、ゴッホの自画像に扮するセルフポートレイト写真を制作。以降、今日に至るまで、一貫して「自画像的作品」をテーマに作品を作り続ける。近年の主な個展に、「EgoObscure 一さまよえる日本の私」(ジャパン・ソサエティー・ニューヨーク、2018)、「自画像の美術史」(プーシキン国立美術館、2017)、「自画像の美術史 ─「私」と「わたし」が出会うとき」(国立国際美術館、2016)など。ヨコハマトリエンナ一レ2014ではアーティスティックディレクタ一を務める。『美術、応答せよ! 』(筑摩書房、2014)など著作も多数。
http://www.morimura-ya.com/

卯城竜太
アーティスト集団Chim↑Pomリーダー。Chim↑Pomは 、渋谷の路上でネズミを捕獲しピカチュウの剥製にした《スーパーラット》、カラスの群れを誘導し国会議事堂や東京タワーの上空に集める《BLACK OF DEATH》、「セレブといえば地雷撤去」の発想を起点に展開した《サンキューセレブプロジェクト アイムボカン》など、時代のリアルを追究し、現代社会や都市に介入した作品を次々と発表。東京電力福島第ー原発事故による帰還困難区域内で、封鎖が解除されるまで”観に行くことができない”国際展「Don’t Follow the Wind」の発案・参加をはじめ、自身も様々なプロジェクトを展開している。
http://chimpom.jp/

高岡伸ー
1970年大阪生まれ。建築家、近畿大学建築学部准教授。設計活動と並行し、近代建築や戦後建築の再評価・利活用についての研究・実践を行う。戦後のビルを愛するグループ「BMC」メンバー 。主な共著に「いいビルの写真集」(パイインターナショナル、2012)、『大阪名所図解」(140B、2014)、『生きた建築 大阪2」(140B、2018)など。大阪市内を中心に100件以上の建築が公開される建築イベント「生きた建築ミュージアム フェスティバル大阪」(通称:イケフェス大阪)の実行委員会事務局長を務める。

平成30年度文化庁戦略的芸術文化創造推進事業
都市の地質調査・再耕事業「クリエイティブ・アイランド ラボ 中之島」
主催:文化庁、 アートエリアB1運営委員会(大阪大学+NPO法人ダンスボックス+京阪ホールディングス(株))
制作:アートエリアB1運営委員会
共催:大阪大学共創機構、中之島まちみらい協議会
共同企画:大阪市中央公会堂 指定管理者サントリーパブリシティサービスグループ
映像編集・上映:加藤文崇(les contes /pob)  音響:西川文章

 上映作品

morimura_web_kidoairaku.jpg

旧国立国際美術館等で撮影した《喜怒哀楽をふところに》のスチル|1998

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大阪城公園・旧陸軍第四師団司令部庁舎で撮影した《烈火の季節/なにものかへのレクイエム(MISHIMA)》のスチル|2006

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釡ヶ崎支援機構とその周辺で撮影した《なにものかへのレクイエム(人間は悲しいくらいにむなしい 1920.5.5-2007.3.2)》のスチル|2007

morimura_web_dokusaisha_hitler.jpg

大阪市中央公会堂で撮影した《なにものかへのレクイエム(独裁者を笑え)》|2007

まもなく開催予定のプログラム※プログラムの内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。