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2017
6 16

「『遊び』から見る人間の本質」

会期
2017年6月16日
会場

イベント概要

時間19:00-21:00
定員50名程度(当日先着順・入退場自由)

ゲスト西村清和(美学者、國學院大學文学部哲学科 教授)

カフェマスター家成俊勝(dot architects)、木ノ下智恵子、久保田テツ(アートエリアB1運営委員)

わたしたちは子どものときから、様々な「遊び」を通した感覚的な経験によって、自分や他者についての認識を得てきたと言えます。現在、アートエリアB1では「ニュー”コロニー/アイランド”3~わたしのかなたへ~」と題して、体内細胞の構造、眩暈や浮遊感をもたらす運動や遊びなどをテーマにした展覧会を開催しています。会場には、アミノ酸とたんぱく質の細胞構造をメタファーにした遊戯装置が点在しています。この体内公園にて、自らの身体を動 かし展示空間を変容させることで、”わたしたち” の内にある、未知なる世界(彼方)について考える機会を創出しています。今回のラボカフェでは、著書『遊びの現象学』において、人間存在の様態や世界との関係性と経験様式について考察されている、美学者の西村清和さんをゲストにお迎えし、人間にとって「遊び」とはなにか、その本質についてお伺いします。


■イベントレポート(スタッフブログ)はこちら
「遊び」から見る人間の本質(西村清和さんをお迎えして)

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ゲストプロフィール

ゲスト:西村清和(美学者、國學院大學文学部哲学科 教授)のサムネイル画像

西村清和
美学者/國學院大學文学部哲学科 教授

國學院大學教授。東京大学名誉教授。美学芸術学/芸術哲学、フィクション論、イメージ論、環境美学を専門に、日常生活の中で出会う様々な物や出来事に潜む多様な美の現象を研究する。1990年、著書『遊びの現象学』でサントリー学芸賞受賞。主な著書に、『遊びの現象学』(1989、勁草書房)、『フィクションの美学』(1993、勁草書房)、『現代アートの哲学』(1995、産業図書)、『視線の物語・写真の哲学』(1997、講談社)、『電脳遊戯の少年少女たち』(1999、講談社)、『イメージの修辞学』(2009、三元社)、『プラスチックの木でなにが悪いのか : 環境美学入門』(2011、勁草書房)など多数。

まもなく開催予定のプログラム※プログラムの内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。