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2017
1 21

「見える世界と見えない世界を描く/漫画家・五十嵐大介」

会期
2017年1月21日
会場

イベント概要

時間15:00─17:00
定員50名程度(当日先着順・入退場自由)

ゲスト五十嵐大介(漫画家)

カフェマスター伊藤遊(京都国際マンガミュージアム研究員)
        久保田テツ、塚原悠也、木ノ下智恵子(アートエリアB1運営委員)

緻密な描写と独特の世界観で、自然と人間の繋がり、神話や伝承の世界、生態系や生命のなりたちを描き出す漫画家の五十嵐大介さん。本展では、魔女という一貫したテーマに独自の視点を加えて描かれた短編集『魔女』(小学館)などの原画をもとにしたインスタレーションを構築します。今回は、ゲストに五十嵐大介さん、進行役に京都国際マンガミュージアムの伊藤遊さんをお迎えし、祈りや魔術などの宗教的・呪術的な要素によって、いきものの生と死が回り巡るサイクルを静かに眺めるように描き出す五十嵐さんの作品世界を紐解きながら、文明や歴史を内包する世界の構造(ストラクチャー)について考えます。

ゲストプロフィール

tetsugei6_igarashi.jpg五十嵐大介 | 漫画家
1969 年埼玉県生まれ。多摩美術大学絵画学科卒業。1993 年、『お囃子が聞こえる日』『未だ冬』を、『月刊アフタヌーン』(講談社)へ投稿、「アフタヌーン四季賞冬のコンテスト」の四季大賞を受賞、 漫画家デビュー。直後に『お囃子が聞こえる日』を第1話とした『はなしっぱなし』の連載を開始。 緻密な描写と独特の世界観で、自然と人間の繋がり、神話や伝承の世界、生態系や生命のなりたちを描き出す。代表作に、『リトル・フォレスト』(講談社)、『魔女』(小学館)、『海獣の子供』 (小学館)など。2004 年、『魔女』で「第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞。2009 年、『海獣の子供』で「第38回日本漫画家協会賞優秀賞」、「第13回文化庁メディア」 芸術祭マンガ部門優秀賞」を受賞。2016 年現在、『月刊アフタヌーン』にて『ディザインズ』を、『週刊ビッグコミックスピリッツ増刊「ヒバナ」』にて『きょうのあにいもうと』を連載中。


■イベントレポート(スタッフブログ)はこちら
「見えない世界の現し方」(五十嵐大介さんをお迎えして)

海獣の子供

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