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2016
12 17

「圧倒的物質で人と社会を揺さぶる/現代美術家・榎忠」

会期
2016年12月17日
会場

イベント概要

時間17:00─19:00
定員50名程度(当日先着順・入退場自由)

ゲスト榎忠(現代美術家)

カフェマスター木ノ下智恵子、久保田テツ、塚原悠也(アートエリアB1運営委員)

大砲や銃などの兵器や、ダイオキシンや宇宙に捨てられるゴミなど、身の回りに潜む危機や不穏因子に着目し、全長数十メートル、総重量数十トンといった超スケールの作品を数多く発表する現代美術家の榎忠さん。本展では、約100万発の使用済みの薬莢を積み重ねた作品や、「Life Self Defense Force(自分の生活は自分でまもる)」という榎さんの人生を貫く信念をタイトルに冠した巨大な大砲を模した作品などにより、会場に重みのある物理的空間を構築します。今回のトークでは、圧倒的な物量で観る者の思考を揺さぶり続ける榎忠さんの作品世界についてお伺いし、その背景に潜む人間の狂気や恐れ、そして戦争や環境汚染という状況を生み出してきた人類の文明の歴史とその構造(ストラクチャー)などについて考えます。

■イベントレポート(スタッフブログ)はこちら
「圧倒的物質で人と社会を揺さぶる/現代美術家・榎忠」(榎忠さんをお迎えして)

榎忠さんトーク.JPG

ゲストプロフィール

tesugei6_enochu.jpg榎忠 | 現代美術家
1944 年香川県生まれ。1970 年「グループZERO」を結成。神戸の市街を都市劇場に見立て、 集団で繰り広げる数々のハプニングを先導。大阪万博のシンボルマークを体に焼き付けた 「裸のハプニング」(東京・銀座ほか)や、1977 年、「ハンガリー国へハンガリで行く」など独特のパフォーマンスを決行した。また、鉄の廃材や金属部品を用いた機械彫刻も展開し、 大砲や銃、原子爆弾といった殺人兵器から、ダイオキシン、果ては宇宙に捨てられるゴミまで、 身の回りに潜む危機や不穏因子に着目し、全長数十メートル、 総重量数十トンといった超スケールの作品も数多く発表。2008 年札幌宮の森美術館、2011 年兵庫県立美術館にて個展を開催。2008 年第32 回井植文化賞、2009 年度神戸市文化賞、2013 年紺綬褒章受賞。 http://chuenoki.com

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