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2016
4 9

「地球と人の営みから見えてくる災害」

会期
2016年4月9日
会場

イベント概要

時間16:00─19:00
定員50名程度(当日先着順・入退場自由)

ゲスト佐伯 和人(惑星地質学・鉱物学研究者、大阪大学大学院理学研究科 准教授)
    川島 秀一(民俗学者、東北大学災害科学国際研究所 教授)

カフェマスター木ノ下智恵子、塚原悠也(アートエリアB1運営委員)

支援JST(科学技術振興機構)科学技術コミュニケーション推進事業「ネットワーク形成型」

日本列島そのものや地球の営みから起こる「災害」について着目する「ニュー”コロニー/アイランド”2」。本展では、アドバイザーに、国内外の火山調査を通して地球の営みを見続けてきた、惑星地質学・鉱物学研究者の佐伯和人さん、全国の漁撈伝承やカツオ漁の調査を通して人の営みを見続けてきた、民俗学者の川島秀一さんをお迎えしています。本談では、お二人の研究内容を元に、地球と人、双方の営みから見えてくる「災害」について考えます。

■イベントレポート(スタッフブログ)はこちら
惑星地質学・鉱物学研究者と民俗学者に聴く、地球と災害

対談②

ゲストプロフィール

佐伯和人.JPG佐伯 和人
(惑星地質学・鉱物学研究者、大阪大学大学院理学研究科 准教授)
1967年愛媛県生まれ。1995年東京大学大学院理学系研究科鉱物学専攻博士課程修了(博士(理学))。岩石学・鉱物学をベースとして、月・惑星の起源や火山活動観測の研究を行う。研究のプロジェクトは幅広く、月探査計画では、月の起源と進化に関する研究を行い、火山観測の研究では、ロボットを使って活動する火山を観測する態勢づくりや、火山防災のための新しい観測手法を開発する研究などを進める。2014年、新書『世界はなぜ月をめざすのか』(講談社)を出版。


川島秀一川島 秀一
(民俗学者、東北大学災害科学国際研究所 教授)
1952年宮城県生まれ。東北大学附属図書館、気仙沼市史編纂室、リアス・アーク美術館、神奈川大学特任教授などを経て、東北大学災害科学国際研究所教授。「災害文化」を「人間と自然の付き合い方」と捉え、列島各地で自然災害の記憶や記録が日常的にどのように伝えられてきたのかを探り、この列島に住む人々の、自然観や災害観、生命観、死生観などに基づいた防災を考える研究を行っている。近著に、『安さんのカツオ漁』(2015、冨士房インターナショナル)など。

まもなく開催予定のプログラム※プログラムの内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。