イベント概要
時間19:00─21:00
定員50名程度(当日先着順・入退場自由)
ゲスト港千尋(写真家、多摩美術大学教授)
カフェマスター木ノ下智恵子(大阪大学CSCD教員、アートエリアB1運営委員)
映像の世紀と言われて久しい現在では、技術開発とデジタル化に伴い、私たちの世界は、膨大な情報やイメージで溢れています。私たちにとって「見る」ことや「記憶」とは、いかなる営みなのでしょうか?映像人類学や写真論などの研究や作品制作、キュレーションなど幅広い活動を展開する写真家の港千尋さんをゲストにお迎えし、「光の世紀」から「記憶の世紀」において、視覚優位の映像社会・文化の盲点をつき、身体性や記憶の復権を目指すことの意味について、お話しをお伺いします。
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→『光の世紀』から『記憶の世紀』へ
ゲストプロフィール
港 千尋(みなと ちひろ)|写真家、多摩美術大学教授
1960 年神奈川県生まれ。
群衆や記憶など文明論的テーマをもちつつ、映像人類学や写真論などの研究、作品制作、キュレーションなど幅広い活動を展開する。2007年「第52回ヴェネチア・ビエンナーレ」日本館のコミッショナーに就任。2013年より国際交流基金国際展事業委員。
来年開催される「あいちトリエンナーレ2016」では芸術監督を務める。
著作『記憶─創造と想起の力 』(講談社、1996)で サントリー学芸賞受賞。この他『映像論―「光の世紀」から「記憶の世紀」』 (NHKブックス、1998) 、『芸術回帰論』(平凡社新書 2012年)『ヒョウタン美術館』(牛若丸2015年)など多数。