イベントを読み込み中
2015
6 13

「都市が島であれば、海はどこにあるのか?」

会期
2015年6月13日
会場

イベント概要

時間15:00─17:00
定員50名程度(当日先着順・入退場自由)

ゲスト今福龍太(文化人類学者、批評家)

カフェマスター土井亘(dot architects)
         木ノ下智恵子、久保田テツ(大阪大学CSCD教員、アートエリアB1運営委員)

支援JST(科学技術振興機構)科学技術コミュニケーション推進事業「ネットワーク形成型」

経済的交易はもちろん様々な情報や陸上交通の要所として機能しながらも、歴史的にみれば海へと開かれていた中之島。この都市部における「人工島」は果たしてどのようような可能性を秘めているのでしょうか?陸と海を反転させ世界をとらえ直す新たなヴィジョン「群島-世界論」を展開する今福龍太氏をゲストに迎え、我々は海と陸の関わりから何を発見し、いかなるイメージを生成し、そこからどのような未来を展望しうるのかをお聞きします。さらに島という概念と粘菌という生物の知性を軸に実験を試みる「ニュー”コロニー、アイランド”」について、プロジェクトメンバーを交え、本展をつうじて何が語りうるのかを検証します。

■イベントレポート(スタッフブログ)はこちら
都市と島の考え方
今福さん2

ゲストプロフィール

今福龍太(いまふく・りゅうた)
(文化人類学者、批評家)
1955年東京生まれ。1982年からメキシコ・キューバ・ブラジルなどで先住民社会やクレオール文化を巡って人類学調査に従事。2005年から東京外国語大学大学院で「映像修辞学」「群島論」「歴史形象論等」を教える傍ら、サンパウロ・カトリック大学大学院客員教授としてメディア学・映像論の講座を随時担当。同時に、キャンパスの外に新たな遊動的な学びの場の創造を求め、2002年より巡礼型の野外学舎「奄美自由大学」を主宰。主な著書に、『クレオール主義』(1991、青土社)、『群島‐世界論』(岩波書店、2008)、『書物変身譚』(2014、新潮社)、『ジェロニモたちの方舟』(岩波書店、2015年)など多数。

まもなく開催予定のプログラム※プログラムの内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。