イベント概要
新型コロナウイルス感染拡大により生じた、「生の作品を観る/体験する」という美術館の根幹を揺るがす現状に関する対話シリーズ 「美術館のいま」。第14回は今年で開館50周年となる西宮市大谷記念美術館の越智裕二郎館長をお迎えします。
西宮市大谷記念美術館は、元昭和電極(現SECカーボン(株))社長・大谷竹次郎の邸宅とコレクションの寄贈を受けて、1972年にオープン。日本やフランスを中心とした近代絵画のほか、近年注目を集める絵本原画や具体美術協会などの阪神間で花開いた芸術文化を発信し続けています。また四季を感じられる美しい日本庭園をはじめとした館の設備は広く開放され、やすらぎや交流の場として来館者に愛されています。
開館50周年を記念した展覧会や今後についてもご紹介をいただきながら、コロナ禍の「いま」とその先の未来の美術館のあり方や可能性について、対話を繰り広げます。