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2019
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「水辺における野外演劇の可能性」

会期
2019年2月24日
会場

イベント概要

日時2月24日[日]
時間第1部 13:30─14:30/第2部15:00─16:30
料金第1部 1,500円/第2部 500円(どちらかのみの参加も可)
定員1部、2部とも各70名(要チケット購入/先着順)

第1部 船上ツアー「水辺の生活文化史と演劇」
会場アクアライナー
   [福島港(ほたるまち)→中之島を時計回りに一周→福島港(ほたるまち)] *雨天決行
ゲストやなぎみわ(美術家、演出家)
    山田創平(京都精華大学人文学部准教授)
司会木ノ下智恵子(大阪大学共創機構社学共創本部准教授/アートエリアB1運営委員)

第2部 トーク「中之島における野外演劇の可能性」
会場大阪大学中之島センター(大阪市北区中之島4-3-53)
ゲストやなぎみわ(美術家、演出家)
    永田靖(大阪大学文学研究科教授/共創機構社学共創本部長)
司会久保田テツ(大阪音楽大学准教授/アートエリアB1運営委員)

【お申し込み方法】
チケット販売サイト「PassMarket」よりご購入ください。
(登録不要/クレジットまたはコンビニ決済)
購入ページはコチラをクリック

歌舞伎の発祥など日本の芸能史をたどると、水辺や野外は重要な意味を持ちます。台湾の移動舞台車による野外公演を行ってきた美術家・演出家のやなぎみわ氏をゲストに迎え、船上と陸上で、水辺空間と演劇にまつわるトークを行います。第1部は、貸切船で中之島を一周しながら、都市社会学者で水辺の文化史に精通する山田創平氏とやなぎ氏が、水辺の生活文化と演劇との歴史的なかかわりについて語ります。第2部では、大阪大学中之島センターにて、演劇研究者の永田靖氏をゲストに、これまでやなぎ氏が展開してきた中上健次の『日輪の翼』を舞台化する「ステージ・トレーラー・プロジェクト」などを振り返りながら、水辺における野外演劇の可能性について語ります。

平成30年度文化庁戦略的芸術文化創造推進事業
都市の地質調査・再耕事業「クリエイティブ・アイランド・ラボ 中之島」
主催:文化庁、アートエリアB1運営委員会
制作:アートエリアB1運営委員会
共催:大阪大学共創機構、中之島まちみらい協議会
協力:大阪水上バス株式会社、大阪大学中之島センター


■イベントレポート(スタッフブログ)はこちら
REPORT 水辺における野外演劇の可能性

大阪水上バス×大阪大学中之島センター「水辺における野外演劇の可能性」

登壇者プロフィール

やなぎみわ
神戸市生まれ。京都市在住。若い女性が自らの半世紀後の姿を演じる《マイグランドマザーズ》の写真シリーズなど、現代社会に生きる女性を扱った作品を制作。第53回ベネチア・ビエンナーレ日本館代表(2009)。2011年から本格的に演劇活動を始め、『ゼロ・アワー東京ローズ最後のテープ』アメリカ・カナダツアー、台湾製の移動舞台車による野外劇の巡演など。アートエリアB1主催の「鉄道芸術祭」では2012年に総合プロデュースを務め、館内にプラットホームをイメージした「駅の劇場」を出現させた。2019年は10年ぶりの美術館個展が全国巡回のほか、神戸の芸術祭「TRANS-KOBE」には海上劇などで参加予定。

山田創平(やまだ・そうへい)
京都精華大学人文学部准教授。1974年群馬県生まれ。名古屋大学大学院博士課程修了。博士(文学)。専門は社会学(芸術と地域、マイノリティと地域、都市空間論)。厚生労働省所管の研究機関や民間のシンクタンクを経て現職。近年は国内外のさまざまなアートプロジェクトでリサーチやコンセプトデザインに関わり、自らもインスタレーションやパフォーマンス、舞台作品の制作を行っている。編著書に『たたかう LGBT&アート〈同性パートナーシップからヘイトスピーチまで、人権と表現を考えるために〉』(法律文化社、2016)、共著書に『セックスワーク・スタディーズ 当事者視点で考える性と労働』(日本評論社、2018)などがある。

永田靖(ながた・やすし)
大阪大学文学研究科教授。1957年生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科卒、明治大学大学院博士課程演劇学専攻単位取得退学。1996年大阪大学文学部に着任、現在に至る。専門は、近代演劇の理論と実践の比較文化的研究、20世紀演技論の誕生と形成、ロシア・アヴァンギャルド演劇の演劇史的研究、近現代日本演劇のアジア的展開過程の研究。編著に『Modernization of Asian Theatres』(Rawat、2019)、『歌舞伎と革命ロシア』(森話社、2017)共著に『Transnational Performance, Identity and Mobility in Asia』(Palgrave、2018)その他多数。現在、大阪大学副学長、大阪大学総合学術博物館館長、IFTR国際演劇学会Asian Theatre Working Group代表、日本演劇学会会長。

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