イベント概要
日時12月21日(金)18:00─19:45
会場国立国際美術館(大阪市北区中之島4-2-55)
定員50名(要事前申込、先着順)
料金一般1,400円/学生1,000円(展覧会観覧料を含む)
ゲスト
永江朗(著述家)
安來正博(国立国際美術館主任研究員)
司会
木ノ下智恵子(大阪大学共創機構社学共創本部准教授/アートエリアB1運営委員)
久保田テツ(大阪音楽大学准教授/アートエリアB1運営委員)
1980年代とはどのような時代だったのでしょうか。国立国際美術館で開催中の「ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代」は、同時代の現代美術を通して、この時代を振り返る展覧会です。アートエリアB1では、中之島の文化拠点と連携する「クリエイティブ・アイランド・ラボ 中之島」のひとつとして、ナイトミュージアムツアーとトークを行います。企画者の安來正博氏と共に展覧会を巡り、トークゲストには80年代よりセゾン美術館併設の書店「アール・ヴィヴァン」、『宝島』『別冊宝島』編集部など、雑誌全盛期の本の現場に携わってきた著述家・永江朗氏を迎え、80年代という時代について広く文化の側面から紐解きます。
■イベントレポート(スタッフブログ)はこちら
→国立国際美術館「ナイトミュージアムツアー 80年代とは何だったのか」
登壇者プロフィール
永江朗(ながえ・あきら)
1958年生まれ。北海道旭川市出身。ナディッフの前身であるセゾングループの芸術専門書店「アール・ヴィヴァン」に勤務後、『宝島』『別冊宝島』編集部を経て、1993年にフリーライターに。幅広いジャンル、媒体で取材・執筆・講演などを行う。主な著書に、『ときどき、京都人。:東京⇔京都 二都の生活』(2017、徳間書店)、『日本の時代をつくった本』(2017、WAVE出版)、『哲学個人授業』(鷲田清一との共著、2011、ちくま文庫)、『セゾン文化は何を夢みた』(2010、朝日新聞出版)。NHK第一「ラジオ深夜便やっぱり本が好き」に出演中。
安來正博(やすぎ・まさひろ)
1962年島根県生まれ。1988年関西学院大学文学研究科修士課程修了。1989年和歌山県立近代美術館学芸員、2000年国立国際美術館主任研究員を経て現在。主な企画展に「アメリカの中の日本 石垣栄太郎と戦前の渡米画家たち」(1997)、「デモクラート1951-1957 開放された戦後美術」(1999)、「大地の芸術 クレイワーク新世紀」(2003)、「アジアとヨーロッパの肖像」(2008)、「横尾忠則全ポスター」(2010)、「草間彌生 永遠の永遠の永遠」(2012)など。著書に「関西現代版画史」(2007、美学出版)など。
平成30年度文化庁戦略的芸術文化創造推進事業
都市の地質調査・再耕事業「クリエイティブ・アイランド・ラボ 中之島」
主催:文化庁、アートエリアB1運営委員会(大阪大学+NPO法人ダンスボックス+京阪ホールディングス)
制作:アートエリアB1運営委員会
共催:大阪大学共創機構、中之島まちみらい協議会
共同企画:国立国際美術館
<国立国際美術館 現在開催中の企画展>
「ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代 」
会期: 2018年11月3日(土・祝)−2019年1月20日(日)
詳細は、国立国際美術館ウェブサイト(http://www.nmao.go.jp/exhibition/2018/1980.html)へ