イベント概要
時間16:30ー18:30
定員50名程度(当日先着順・入退場自由・参加無料)
ゲスト荒木信雄(建築家)
石田千(作家)
高山なおみ(料理家・文筆家)
立花文穂(鉄道芸術祭vol.7 メインアーティスト)
進行木ノ下智恵子、塚原悠也(アートエリア運営委員)
日本が戦乱の世から統治へと向かう時代、欧州の文化や近代技術を日本へ伝えるため4名の少年と随行者からなる「天正遣欧使節」がポルトガルに派遣されました。
本展では、立花文穂と建築家の荒木信雄、作家の石田千、料理家・文筆家の高山なおみが現代の使節となってポルトガルへ赴き、ポルト─リスボンを鉄道で旅しました。このトークでは、それぞれの視点から見つめたポルトガルの旅と展覧会について、お話をお伺いします。
■イベントレポート(スタッフブログ)はこちら
→使節団トーク「車窓の旅〜ポルトガル編〜」
アーティストプロフィール
立花文穂| アーティスト/グラフィックデザイナー
1968 年広島市生まれ。文字、紙、本を主な素材やテーマに作品を制作し、国内外で発表。東京T D C 賞やブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレグランプリ(チェコ)を受賞するなど、グラフィックデザインの分野でも評価が高い。個展に「デザイン立花文穂」展(ギンザ・グラフィック・ギャラリー、2011 年)他。グループ展に MOT アニュアル2008「解きほぐすとき」展(東京都現代美術館、2008 年)、「風穴」展(国立国際美術館、2011年)などがある。2007年より自ら責任編集とデザインを手がける不定期刊行物『球体』を始め、現在6 号まで刊行している。著書に『かたちのみかた』、『Leaves』(誠文堂新光社刊)。女子美術大学教授。
荒木信雄 | 建築家
1967 年熊本県生まれ。1997 年The Archetype を設立。国内外で活躍するクリエーターやアーティストとの仕事や個人から企業に至るまで、 幅広い設計に携わる。 主な仕事に、『吉本興業株式会社 東京本部』、『Kaikai Kiki 元麻布』、 『PROTECT bldg.』、『SOPH. TOKYO 』、『the POOL aoyama』などがある。 西日本工業大学客員教授。
石田千 | 作家
1968 年福島県生まれ、東京都育ち。國學院大學文学部卒業。2001 年「大踏切書店のこと」により第一回古本小説大賞受賞し、執筆活動をはじめる。2016 年「家へ」で第三回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞。近著に『箸もてば』(新講社)がある。
高山なおみ | 料理家・文筆家
1958 年静岡県生まれ。レストランのシェフを経て料理家に。文筆家としての顔も持つ。著書に『日々ごはん①~⑫』、『帰ってきた 日々ごはん①~③』、『野菜だより』、『料理=高山なおみ』、『実用の料理 ごはん』、『フランス日記』、『ロシア日記』、『ウズベキスタン日記』、『ココアどこ わたしはゴマだれ』など多数。絵本に『どもるどだっく』、『たべたあい』、『ほんとだもん』、『くんじくんのぞう』(共に絵・中野真典)がある。神戸在住。http://www.fukuu.com/