イベント概要
時間19:00─20:00
定員30名程度(当日先着順・入退場自由)
ゲスト瀬戸山晃一 (京都府立医科大学主任教授)
カフェマスター若林魁人(大阪大学大学院基礎工学研究科)、近藤成美(大阪大学大学院理学研究科)
ひとこといちばとは大学の外の「ひと」と大学で行われている「こと」を繋ぐフリートークイベントです。第6回は京都府立医科大学 瀬戸山晃一さんにお越しいただきます。遺伝子検査によって、将来起こり得る病気が分かる。あるいは、生まれてくる子どもの遺伝病、勉強やスポーツの才能が出生前に分かる。そのような「未来が分かる科学技術」が私たちにもたらすものは何でしょう?実は遺伝子自体が未来を変えるのではなく、私たち自身が「あくまで将来の予測に過ぎない情報」によって現在の行動や価値を変容させていくことに他ならず、それをどのように使うかは我々一人ひとり「ひと」に投げかけられている問い「こと」にです。遺伝子医療がもたらす単純な良い点だけでなく、私たちの社会や価値観と複雑に関連することで起こり得る様々な影響の可能性について考え、私たちが求める「未来の情報の量」について考えてみましょう!