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創造的実験「パーティー07/Party manner 2: How to dance」
鉄道芸術祭vol.10「GDP(Gonzo dot party)」イベントプログラム

 2020.12.3(B1事務局 スタッフ 下津)

鉄道芸術祭vol.10「GDP(Gonzo dot party)」では、メインアーティストであるcontact Gonzoとdot architectsの2組が「経済」を独自に捉え直すための創造的実験「パーティー」を、会期中9回にわたって実施。経済をめぐる様々な視点から、多種多様な"創作、作業、遊び、etc...."が繰り広げられます。アートエリアB1には、「パーティー」での意図的行為と偶然の出来事の連鎖の痕跡が、会期を通じて蓄積し、鉄道芸術祭vol.10の展示空間を構成していきます。 
毎回の「パーティー」を写真とともにレポートします。

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「パーティー07/Party manner 2 : How to dance」開催情報はこちら

12月3日に開催したパーティー07では、メインアーティストたちがパーティーにおける作法、所作としての「ダンス」をダンサーの中間アヤカさんに習いました。 ダンスには様々な振り付けや動きがありますが、その背景にある考え方なども含めて教えてもらった上で、"パーティーをやり過ごすためのダンス(ゴージャスver.)"を踊ってみるという実験です。


「パーティー07/Party manner 2: How to dance」で繰り広げられた行為と出来事

プロジェクターで明かりを工夫する。
スピーカーで三ヶ尻さんのダンスチューンを流す。
ストレッチをする。
中間アヤカさんにダンスを習う。
シーンを組み立てる。
ストレッチをして終わる。


party07 ゲストダンサーの中間アヤカさん.JPG  party07_ゲストダンサーの中間アヤカさんその2

展示会場の空間をプロジェクターで明かりを調整して、壁面にカラフルなグラデーションとシルエットが浮かび上がるように工夫。即席の舞台が出来上がりました。contact Gonzoのメンバーである三ヶ尻敬悟さんがMIXしたダンスチューンをかけて、中間アヤカさん(上写真)によるダンスレッスンが始まりました。

party07_ストレッチ風景 ストレッチ中.JPG

まずは、しっかりとストレッチから。中間さんによるストレッチ指南を受けながら、本展メインアーティストたちも身体をほぐしていきます。ダンスオーディションでは、すでにこの時点から勝負がスタートしているそうです。

party07 メンバー達の踊りを見る中間さん.JPG

準備体操が終わったところで、「パーティーで音楽がかかっていた時、皆さんだったらどのように踊るか見せてください」と尋ねる中間さん。メインアーティストたちの踊りをひととおり見て、横揺れの動きがメインであること、あんまり楽しそうに見えないことなどを指摘。ここからボックスステップや縦の動き、さらに手の振りも加えた「ゴージャスver.」のダンスを指導していきます。

party07 ダンス指導を受けるメンバー達.JPG

party07_ダンスの練習風景

手の動かし方や、服や顔を触る仕草を取り入れるだけで、みなさんの動きにぐっと表情やダンスらしさが出てくるのが不思議です。表情などアーティストたちの細かなアレンジを褒めながら、中間さんのダンス指南が進行します。 

party07_ポージングの練習

party07_ポージングの練習02

続いて、各自が離れて踊りながら合図で瞬時に定位置でポージングを決める練習です。最初のダンスから打って変わって、メンバーの動きがますます大きく自在になっていくと同時に、ポージングよってひとつのシーンの区切りが生まれるのが、よく分かります。

party07 ダンスバトル発生中.JPG

時間が進むにつれ、ダンスの流れの中で人のダンスを真似してとデュオやダンスバトルが発生し、その周りにはそれに参加する、囃し立てる、またはそれに参加しないといった動きが起こっていきます。

さらに誰かがソロダンスを始めると、その周りにはソリストを引き立てる役割が発生するなど、ダンスの輪の中で自然と様々な動きが連動しては新しい動きが生まれ、移り変わっていくことが実践の中で徐々に明らかになってきました。

party07 ダンス実践中のメンバー達_01.JPG party07 ダンス実践中のメンバー達_02.JPG

今回のパーティーの締めくくりとして、これまでに展開したダンスを組み立て、ひとつのシーンを作り上げることを目指します。「ライオン」「お金持ち」「川」といったキーワードを基にした塚原悠也さん(contact Gonzo)の即興ソロダンスから、さまざまな動きや、小道具(花びら)などが付け足され、パーティーダンスのシーンはますます大きくゴージャスに展開し、決めのポーズで締めくくられました。

party07_ゴージャスver.のポージング

最後に再びストレッチを丁寧に行いクールダウン。パーティー08は無事に終了しました。

party07_再度ストレッチ中.JPG

現在の展覧会場では、今回のパーティーの痕跡として、腰痛のため本パーティーに参加できなかった三ヶ尻さん(contact Gonzo)のアバターが、今回のダンスをトレースして踊っている様子を映像投影しています。

次回の8回目では、「パーティー」そのものをストライキ、サボタージュするという実験を行います。


「パーティー07/Party manner 2: How to dance」の痕跡

party07の痕跡_三ケ尻さんアバター

パーティー07の痕跡:三ケ尻さんのアバター映像

party07の痕跡_反射材フィルム

パーティー07の痕跡:中間さんの背景に使用した反射材フィルム

party07の痕跡_会場風景

パーティー07の痕跡:会場風景

撮影:吉見崚

 
△ 創造的実験「パーティー08/NO PARTY」 - 2020.12.10(B1事務局 清澤)
▽ 創造的実験「パーティー05/No credit」 - 2020.11.19(B1事務局 清澤)

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