スタッフブログ > 鉄道芸術祭

本活「読者が著者になるとき?」を開催しました!

11/24(日)、日曜日の午後に豪華ゲスト陣を迎えて開催するワークショップ「本活」の第四回目を開催しました!

今回のゲストは作家の玉岡かおるさん。
前半はゲストトークです。

本活4_1

今回は、玉岡さんの読んだ本の中で「読んで楽しむもの」、「ふるさとに帰る感覚になるもの」、そして「玉岡さん自身が執筆をするきっかけを掴めたもの」の三つをあげていただき、それらの本にまつわるお話をしていただきました。

本の種類や装丁についてのお話では、日本人の"凝らずにはいられない性"にも触れ、本が持つ様々な魅力についてお話していただきました。

後半はワークショップ。

本活4_2

いくつかのチームに分かれて前半の玉岡さんのトークで得たキーワードをもとに、小説の構成・あらすじを考えるという内容でした。

本活4_3

チームで考えるということは、自分の妄想を相手に伝えるということ。

ご参加いただいた方からは、

「数人で考えることで自分の考えとは違う方向に進んだりしておもしろかった」というご感想も。

最後の各チームでの発表は、どれも読んでみたい!と思わせられる内容ばかりでした!

本活4_4

著者によって書かれた本を読む読者ではなく、自分自身が著者になる今回の「本活」。

普段なかなかできない経験をすることで、また新たな本の魅力を発見することができたのではないでしょうか?

次回の本活は、12月8日(日)!

ゲストは、編集者の青山ゆみこさんです。

まだ空席がございますので、ぜひご参加ください。(詳細はコチラ

/////////////////////////////

読者力向上ワークショップ
本活(ほんかつ) ─第5回─

「読む・書く・編むの三角形」


ゲスト:青山ゆみこ(編集者)

本にかかわるゲストのトークとワークショップの2本立てで関西の読者力向上を目指す「本活」。「本で遊ぶ人」「本を語る人」「本を売る人」「本を書く人」と続き、第5回目のゲストは、「本を編む(そして書く)人」。京阪神の町事情にもとことん詳しい青山ゆみこさんです。
本を読むと人生が変わる? というたいそうなものではなくて、朝読んだ本がその日の午後の「気分」や「行動」を変えていく...というお話。ワークショップでは、「目次」読みを中心とした「もくろみ・つなぐ読書法」を体験していきます。

日時12月8日(日)14:30〜17:30
第1部 ゲストトーク/第2部 ワークショップ

参加費3,000円(お茶・お菓子つき)
お申し込み・お問い合わせほんばこや(大音)
E-mail:workshop@hon-bako.com
TEL:080-5312-9521

企画ほんばこや 協力イシス編集学校、上方輪読座

/////////////////////////////

鉄道芸術祭vol.3

松岡正剛プロデュース「上方遊歩46景~言葉・本・名物による展覧会~」

会期2013年10月22日[火]ー12月25日[水]
12:00─19:00 月曜休館(祝日の場合は翌日・12/24は開館)
入場料無料(一部有料イベント有り)

主催アートエリアB1【大阪大学+NPO 法人ダンスボックス+ 京阪電気鉄道(株)】
監修・企画・構成松岡正剛
協力ほんばこや、イシス編集学校、編集工学研究所
会場設計dot architects
特別協力(株)海洋堂、graf、ジュンク堂書店、スタンダードブックストア、
     パナソニック(株)
助成おおさか創造千島財団、大阪市
認定公益財団法人 企業メセナ協議会

/////////////////////////////////

柴崎友香氏、オリジナル作品「水と人とが集まるところ」完成!

 2013.11.30

柴崎友香氏の沿線探訪は、
柴崎さんの高校時代の友人が住んでいた京橋から土居の当たりを中心に巡り、
そのプロセスを探偵小説のリサーチに見立てたオリジナルの書き下ろしエッセイ
「水と人とが集まるところ」が誕生しました!

柴崎友香_作品写真.jpg

先日の柴崎さんによる上方本談では、
その時の様子を記録画像とともに細やかに振り返ってお話し頂きましたが、
本作では、実際に訪れた場所を示すノンフィクションが、新たな発想によって独自の物語に生まれ変わっています。
観光名所や有名店といったガイドブックに掲載されている"名所・名物"ではなく、
何気ない町並みや家の軒先、友人おススメのB級グルメなど、
日々の会話に溢れる小さいながらも輝く"名所・名物としての「水と人とが集まるところ」"が、
細やかに描写されています。

柴崎友香 作品イメージポスター

(柴崎友香 作品イメージポスター)


読み手は、紡がれた言葉をたどる事で、風景や気持ちが浮び上がってくるようです。
また、今回は、沿線探訪で柴崎氏が実際にやり取りしていた友人とのモバイルでの会話を元に、
メールやラインといったショートメッセージの吹出しと、"わたし"の描写によって構成された、
柴崎氏にとっては初めての表現形式にチャレンジした意欲作でもあります。

柴崎友香 作品
今では当たり前になったデジタルデバイスでの操作による知人や友達との会話や情報。
その導きによって、何か・どこかを探しながら歩いて行く、、、。
ぜひとも、会場でお手元にとって読み進めて下さい。

 

 

////////////////////////////

鉄道芸術祭vol.3

松岡正剛プロデュース「上方遊歩46景~言葉・本・名物による展覧会~」

会期2013年10月22日[火]ー12月25日[水]
12:00─19:00 月曜休館(祝日の場合は翌日・12/24は開館)
入場料無料(一部有料イベント有り)

主催アートエリアB1【大阪大学+NPO 法人ダンスボックス+ 京阪電気鉄道(株)】
監修・企画・構成松岡正剛
協力ほんばこや、イシス編集学校、編集工学研究所
会場設計dot architects
特別協力(株)海洋堂、graf、ジュンク堂書店、スタンダードブックストア、
     パナソニック(株)
助成おおさか創造千島財団、大阪市
認定公益財団法人 企業メセナ協議会

/////////////////////////////////

沿線レポート第4弾&上方本談、どこまでも話す年。其の四「柴崎友香・独談」

 2013.11.21

ブログの更新がすっかり滞ってしまいました......。

その間にも展覧会場では、トークプログラムや新たな作品の公開など、
日々様々な出来事が起こっています。
少し時間を遡ってしまいますが、ここ10日間くらいの出来事を順次ご紹介します!

 

先々週の日曜日、第4回目の本談
「上方本談、どこまでも話す年。其の四 柴崎友香・独談」を開催しました。
映画化されて話題となった2000年のデビュー作『きょうのできごと』や、
織田作之助賞大賞受賞等を受賞した『その街の今は』、
京橋の街を描いた『わたしがいなかった街で』など、
街の記憶や人々の日常を柔らかな大阪弁で描き出す作風で知られる柴崎友香さん。
10月中旬に行った沿線探訪では、高校の同級生が多く住まれている京橋〜土居辺りを巡り、
作品を制作されました。

今回のトークでは、探訪の様子をご紹介していただきつつ、
柴崎さんの表現手法やその視点について、参加者からのご質問を交えてお話いただきました。

 

当日は、満員御礼◎
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

柴崎さん独談_2

 

今回の探訪では、柴崎さんがご友人から教えてもらった"おススメスポット"を
探訪中もご友人とメールでやり取りをしながら、訪ね歩くという新たなスタイルで行いました。

まずは、野江駅から出発。
今回の探訪先は、地域にお住まいの方や通勤・通学などでの関わりが無い方には
馴染みのない地域かもしれませんが、
散策してみると味のある神社や商店街、素敵な物件など、様々な発見がありました。
野江駅周辺では、途中、素敵な物件を覗きつつ、
水の神様を祀っている「野江水神社」、そこから関目方面へ「野江国道筋商店街・旭国道筋商店街」を散策。

「上方遊歩46景」探訪─柴崎友香編/野江駅周辺にて(鉄道芸術祭vol.3) 「上方遊歩46景」探訪─柴崎友香編/野江水神社にて(鉄道芸術祭vol.3)

(野江駅周辺(左)/野江水神社(右))

「上方遊歩46景」探訪─柴崎友香編/野江国道筋商店街・旭国道筋商店街にて(鉄道芸術祭vol.3)

(野江国道筋商店街・旭国道筋商店街)

知る人ぞ知る!といった雰囲気の商店街を抜けて、
次は「関目神社」→森小路遺跡がある「新森中央公園」へ。
関目神社にもご神木として楠がありました。
関西ではごくごく自然な風景になっている"神社と楠"、柴崎さんいわく、関東ではあまりないそうです。
そして、活気ある商店街で知られる千林の「千林商店街」では、
柴崎さんのご友人オススメのクレープのお店「あんどれ」に立ち寄り、
大阪の商店街ではお馴染みの"持ち帰りのお好み焼き"を近くの公園で味わい、
駅間が極近距離で知られる滝井─土居間を電車に乗って体感→土居駅の商店街の中にある「守居神社」を訪ねました。

「上方遊歩46景」探訪─柴崎友香編/関目神社にて(鉄道芸術祭vol.3) 「上方遊歩46景」探訪─柴崎友香編/新森中央公園にて(鉄道芸術祭vol.3)

(関目神社(左)「新森中央公園」(右)

 「上方遊歩46景」探訪─柴崎友香編/千林商店街にて(鉄道芸術祭vol.3) 「上方遊歩46景」探訪─柴崎友香編/クレープ店「あんどれ」にて(鉄道芸術祭vol.3)

(千林商店街(右)/クレープ店「あんどれ」(左))

「上方遊歩46景」探訪─柴崎友香編(鉄道芸術祭vol.3) 「上方遊歩46景」探訪─柴崎友香編/守居神社にて(鉄道芸術祭vol.3)

(守居神社(右))

 

トークのなかで、「日常にある"面白い出来事"がそのまま消えてしまうのがもったいないから書く」と
仰られていた柴崎さん。
探訪中のご友人とのメールのやり取りや、道々で出会った、自然な、でも少し面白い風景、
人々の会話、出来事などがどのような風景として切り取られ、作品になるのでしょう。
会場ではすでに展示中ですが、
ここでのご紹介はこの次にさせていただきます!
ぜひ会場にもご来場くださいませ。

 

 

////////////////////////////

鉄道芸術祭vol.3

松岡正剛プロデュース「上方遊歩46景~言葉・本・名物による展覧会~」

会期2013年10月22日[火]ー12月25日[水]
12:00─19:00 月曜休館(祝日の場合は翌日・12/24は開館)
入場料無料(一部有料イベント有り)

主催アートエリアB1【大阪大学+NPO 法人ダンスボックス+ 京阪電気鉄道(株)】
監修・企画・構成松岡正剛
協力ほんばこや、イシス編集学校、編集工学研究所
会場設計dot architects
特別協力(株)海洋堂、graf、ジュンク堂書店、スタンダードブックストア、
     パナソニック(株)
助成おおさか創造千島財団、大阪市
認定公益財団法人 企業メセナ協議会

/////////////////////////////////

沿線探訪オリジナル作品第二弾! いしいしんじ氏『十月十日 伏見の一日』完成!

沿線探訪第三弾でご紹介した、いしいしんじさんの作品が完成しました!

探訪では、" 水脈・水と道・鉄道との関わり" に着目して、ご家族とともに伏見の街を歩き、
十石舟や名水巡りを堪能された、いしいさん。

作品は『十月十日 伏見の一日』と題されたA3版の読み応えのある一冊に仕上がりました。

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』

表紙にカメラマークでお名前が入っている井上嘉和さんは、
今回全ての探訪を撮影していただいたカメラマンさんです。

いしいさんの作品では、探訪のなかでカメラに収められた街並や、探訪の様子、
様々な水との出会いの写真一枚一枚に、言葉が合わさります。

ページをめくるごとに、カメラフレームに切り取られた一枚に沿うように、
時に軽やかに、時にじっくりと、そして様々な時の道を行ったり来たりしながら、
言葉が"一日"を描き出します。

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』 

作品のなかでは、伏見の街と水を巡るエピソードに、いしいさんが生まれ育った大阪・住吉の街、
移り住んだ三浦半島南端の港町・三崎、結婚して移住した長野・信州......
様々な時の流れと、それぞれの物語の中に流れる水が入り交じります。

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』

今回、伏見の街でいしいさんが出会われた(味わわれた)多様な水。

きっとその根元にはその水が通ってきた複雑な道筋があり、
地上に湧き出た水はまた、日本の各所へ、さらに世界へ繋がり、
皆の家々へ、身体の中へ、そして時に姿を変え空へも昇っていく......、

そのことをじっくりと味わうことのできる『十月十日 伏見の一日』。

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』

様々な街並の、多様な物語の中をつらつらと絶え間なく流れ続ける水が、
本展の「46景」の傍らにも脈々と流れ続けていることを改めて実感する一冊です。

そんなことを思いながら「46景」を見ると、また違った風景が見えてくるかもしれません。

 

いしいしんじさんの『十月十日 伏見の一日』は、展覧会場にて公開中です!

そして、その1ページを取り上げた作品ポスターも展示中!

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』展示の様子 いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』展示の様子

今、展覧会場でしか読むことのできない本作。ぜひご高覧ください。

 

////////////////////////////

鉄道芸術祭vol.3

松岡正剛プロデュース「上方遊歩46景~言葉・本・名物による展覧会~」

会期2013年10月22日[火]ー12月25日[水]
12:00─19:00 月曜休館(祝日の場合は翌日・12/24は開館)
入場料無料(一部有料イベント有り)

主催アートエリアB1【大阪大学+NPO 法人ダンスボックス+ 京阪電気鉄道(株)】
監修・企画・構成松岡正剛
協力ほんばこや、イシス編集学校、編集工学研究所
会場設計dot architects
特別協力(株)海洋堂、graf、ジュンク堂書店、スタンダードブックストア、
     パナソニック(株)
助成おおさか創造千島財団、大阪市
認定公益財団法人 企業メセナ協議会

/////////////////////////////////

「皆さんの沿線情報をお寄せください」!

 2013.11.16

10月22日から開催している鉄道芸術祭vol.3「上方遊歩46景〜言葉・本・名品による展覧会〜」。

本日もオープンしております。

 

そして会場に新たなスペースが登場しました!

kamigata  kamigata2

大阪と京都の筒が黒板に変身!

会場でチョークを貸し出ししているので、自由に書き込んでいただけます。

ぜひ皆さんの沿線情報をお寄せください。

kamigata3

もちろん沿線情報以外も書き込みできますよ〜!

kamigata4

kamigata5

小さなお子さんも、大人の方もどなたでも自由にご参加頂けます。

会場には京阪沿線に縁のある本を多数展示、また販売も行っているのですが

今、アートエリアB1に京阪沿線に縁のある本をお持ちいただくと

それを会期中会場に置いておくことができます!

kamigata6

この本を誰かに読んで欲しい!この本の存在をもっと色んな人に知ってもらいたい!

そんな一冊がございましたらぜひアートエリアB1までお持ちください。

あなたの一冊が誰かにとってのかけがえのない一冊になるかもしれません。

近頃急に寒くなってきましたが、今日は温かくて絶好のお出かけ日和ですね。

ぜひ中之島まで足を伸ばして鉄道芸術祭vol.3「上方遊歩46景〜言葉・本・名品による展覧会〜」へお越しください!

上方の新たな魅力を発見できるはずです!

本活「本の力を信じている!」を開催しました!

先日の日曜日、「本の力を信じている!」というテーマで本活ワークショップを開催致しました。

前半は、隆祥堂書店の二村知子さんをお迎えし、ゲストトーク。作家さん自身の背景や考え方、人柄などに触れつつ、ときには目頭をあつくしながら紹介してくださることで、本たちは命を吹き込まれていきます。それらを手に取った聴者の方たちは、ページをめくっては本に見入ってらっしゃいました。

本活ワークショップ

後半は、「本を贈る」というテーマでのワークショップ。「贈りたい本と贈られたい本」について5〜6人のグループごとにトークセッションをしていく中で、「相手の人柄を知らないと、本を贈るのをためらってしまう」という意見がたくさん出てきました。そのうえで、「本たちを『贈られると嬉しい本』に変えていこう!」ということで、持ち寄った本のおススメしたい箇所にコメントをつけてふせんを貼ることに。貼っていくうちに、相手に伝えたい事がうかんできたり、読んでほしい箇所や、この本を通じて知ってほしい自分の思いなどが見えてきたそうですよ。

本活ワークショップ

最後に、カードに一言添えて、『贈りたい本』の完成。みなさんに向けて、それぞれ発表されました。個人が読んでいた本が、相手と共有する本に変化していく過程に、改めて「本の力」を感じるワークショップでした。

沿線探訪オリジナル作品第一弾! 町田康氏『流れのアルバム』&ほしよりこ氏『流れのライナーズノート』完成!

 2013.11.10

先日、当ブログでも町田康さんとほしよりこさんの沿線探訪についてお伝えしましたが・・・。
お二人が探訪の最中に導きだした、「架空のアルバムをつくろう!」という、
スペシャルなアイデアが、いよいよカタチになりました。
その名もずばり、町田康『流れのアルバム』&ほしよりこ『流れのライナーズノート』です。
町田康『流れのアルバム』&ほしよりこ『流れのライナーズノート』
 
町田康さんの『流れのアルバム』は、京阪沿線の駅名を絡めながらも独自のロゴスによって、
唯一無二の曲名が全19タイトル!も誕生しました。
ラストの5曲「東福寺」、「伏見稲荷」、「三条」、「出町柳・祇園四条」、「流れ橋」には、
町田さんが各々の沿線探訪で感じ取られた、風景や音や匂いや人々の振る舞いなどの様々なモノゴトを、
各曲ごとに見事に歌詞に昇華されています!
『流れのアルバム』ジャケット裏と歌詞ノート
 
歌詞を目で追って行くうちに、パンク・オルタナロック・昭和歌謡調etc...、
歌詞を手にした方々のイメージと相まって、なぜか、自然とフレーズが流れて行くようです。
ぜひとも、そんな特別な視聴体験をしてみませんか?
町田康『流れのアルバム』歌詞ノート

 
そして、その歌詞の誕生秘話!?は、ほしよりこさんの『流れのライナーズノート』で噛み締めて下さい。
実際に訪れた2日間の沿線探訪の様子を細やかなに、ユーモラスに、時に冷静に......見つめつつ、
お二人の珠玉の時間が、ほしさんの鉛筆描写と共に流れていき、
ページをめくる度にこのアルバムとライナーズノートに至る旅の道中に、
自身がお供している気分になれるかも!?です。
ほしよりこ『流れのライナーズノート』

 
本作品は、「鉄道芸術祭vol.3 松岡正剛プロデュース 上方遊歩46景」の会場にお目見えしています! 渡辺橋駅の名物の一つである、クリエイティブユニットgrafさんからご提供頂いている、
会場内リビングコーナー!?にて、ご覧頂けます!
今後も続々とオリジナル作品が完成予定です! 会場でしか!ご覧頂けませんので、この機会を、お見(お聴き?)逃しなく!
町田康『流れのアルバム』&ほしよりこ『流れのライナーズノート』


////////////////////////////

鉄道芸術祭vol.3

松岡正剛プロデュース「上方遊歩46景~言葉・本・名物による展覧会~」

会期2013年10月22日[火]ー12月25日[水]
12:00─19:00 月曜休館(祝日の場合は翌日・12/24は開館)
入場料無料(一部有料イベント有り)

主催アートエリアB1【大阪大学+NPO 法人ダンスボックス+ 京阪電気鉄道(株)】
監修・企画・構成松岡正剛
協力ほんばこや、イシス編集学校、編集工学研究所
会場設計dot architects
特別協力(株)海洋堂、graf、ジュンク堂書店、スタンダードブックストア、
     パナソニック(株)
助成おおさか創造千島財団、大阪市
認定公益財団法人 企業メセナ協議会

/////////////////////////////////

上方本談、どこまでも話す年。其の三「いしいしんじ・独談」

昨日はオープン当初以来の本談!

「上方本談、どこまでも話す年。其の三 いしいしんじ・独談」が行われました。

テーマは

「楽しい水・恐い水・聖なる水。"水脈・水と道・鉄道"との関わり、"その筋道"について」。

上方本談・其の三

前半は先日行われた沿線探訪での体験をご自身の言葉で語られ、

またこの沿線探訪を下敷きにしてまとめられた作品、

『十月十日 ー伏見の一日ー』も

一部披露してくださいました。

上方本談・其の三 上方本談・其の三

探訪で知ったあれこれや

(様々な名水のことや、京都、大阪に対抗しうる「伏見」という文化圏のこと、

 日曜日は水上バスの売店が閉まってしまうこと、などなど)

そこで出会った人との会話、同行したご家族のリアクションやスタッフとのやりとりなど、

いしいさんの言葉と身ぶり、写真も交えて生き生きと描きだされた探訪風景に、

いしいさんの背中を追って一緒に探訪した気分を味わいました。

名水も川の水(!?)も味わったいしいさんの

それぞれの水についての体感の表現は味わい深く、

言葉の豊かさを思い知り、心から楽しむ時間にもなったと思います。

『十月十日 ー伏見の一日ー』は会場にいらした方にも見ていただきました。

これはほぼ、完成版。

近日、完成版が出展されますので、みなさまご期待ください。

上方本談・其の三

後半は、水辺で生きてきたと自覚するいしいさんのこれまでと水とのお話でした。
おばあちゃん子だったいしいさんにおばあさまが語った住吉大社と水の話に始まり、

地元の万代池、大学時代の白川、上京して近くに住んだ隅田川、

その後の生活の足場となった三崎、松本、鴨川・・・。

それぞれの場所で水の周りを巡るように生きてきたいしいさん。

文章を書きはじめるに至る経緯や、ご家族との思い出など、

苦楽、さまざまな出来事や感情について語ってくださいました。

上方本談・其の三

鉄道と水路の関係性、そして、水路、鉄路に集まる縁。

いしいさんが終盤にご自身の歩みをふりかえり、

いろんなものが先回りしている、

水を巡って歩く感じに近い、(直線距離は短くとも、水路を辿るとくねくね、時間がかかる)

とおっしゃったのは印象的でした。

いしいさんに言葉をじっくりと楽しんでいらした会場のみなさまとの質疑応答もあり、

水澄む秋、水と自分の生活を新たな目で感じるひとときとなったのではないでしょうか。

上方本談・其の三

寝る前に、聞いたら夢に出るかも、夢十夜。能楽師安田登氏ワークショップ。

三連休の最終日となった11月4日「声と身体感覚の読書とは」というテーマで、宝生流能楽師の安田登氏による読者力養成ワークショップが開催されました。小学校の4年生で読書と出会うも、音読からスタートした、という安田氏。ユニークな自己紹介から約30名の受講生は引き込まれます。


本活(ゲスト・安田登)の様子

圧巻は夏目漱石「夢十夜 第三夜」の実演。おどろおどろしい幕開けから先の読めない展開と、あっと驚く結末まで身体全体を使って演じられます...というか「たたずまい」の大きさに驚きです。たった一人で、舞台上で演じるだけなのに、存在感が半端なく、もちろん私も読んだ経験はあるのですが、始めて触れる作品の様に新鮮な印象を受けま

した。

IMG_0927.jpg 本活(ゲスト・安田登)の様子

お話はさらに芭蕉や、歴史へと盛り上がります。個人的には、学生の特にもっと学問しておけば良かったと反省しきり。

本活(ゲスト・安田登)の様子 本活(ゲスト・安田登)の様子 本活(ゲスト・安田登)の様子

休憩を挟み次は受講生のワークショップ。全員で先ほどの「夢十夜」を音読します。本活(ゲスト・安田登)の様子 本活(ゲスト・安田登)の様子

自己紹介、グルーピングや役割分担で盛り上がったあと、いよいよ舞台上で実演へ、どのグループも初対面とは思えない、完成度。

本活(ゲスト・安田登)の様子

最後は各自で持ち寄った書籍の紹介と講師のコメント、予定時間を延長するほどの熱を感じるワークショップでした。

本活(ゲスト・安田登)の様子

沿線探訪レポート第3弾&11/9スペシャルトーク・いしいしんじ氏

 2013.11.3

多彩なゲストによる沿線探訪を通じたオリジナル作品の第二弾は、
いしいしんじさんです! 著作『ぶらんこ乗り』、『麦ふみクーツェ』、『ある一日』や、
独自の即興パフォーマンス「その場小説」などで、様々な言葉の表現に挑む、
いしいしんじさん。 京都の川辺近くで家族との大切な日々を過ごす、いしいさんは、今回、沿線を巡って見えてくる"水脈・水と道・鉄道との関わり"に着目されました。

 
沿線探訪では、太閤秀吉と縁が深い二つの島(京都の中書島・大阪の中之島)の水の道を巡りました。 中書島駅の周辺は、名水の宝庫!
長建寺の閼伽水(あかすい)を皮切り、十石舟の船旅や三栖閘門資料館を訪れ、
現在に息づく水と人の関わりについて実感されていました。
「上方遊歩46景」探訪─いしいしんじ編/長建寺にて(鉄道芸術祭vol.3) 「上方遊歩46景」探訪─いしいしんじ編/十石舟にて(鉄道芸術祭vol.3)
長建寺/名水・閼伽水)    (十石舟
「上方遊歩46景」探訪─いしいしんじ編/三栖閘門資料館にて(鉄道芸術祭vol.3)
三栖閘門資料館

その後は、寺田屋騒動で知られる、その名も"竜馬通り"を通り、
鳥料理・鳥せい本店横の「白菊水」黄桜記念館内の「伏水」月桂冠大倉記念館の酒水でのどを潤し、
伏見から宇治川に向かう小さな川底を通って、
近代河川工学の文化遺産である「平戸樋門」にたどり着き、宇治川の水を堪能されました。 「上方遊歩46景」探訪─いしいしんじ編/名水「白菊水」(鳥せい本店横)にて(鉄道芸術祭vol.3)    「上方遊歩46景」探訪─いしいしんじ編(鉄道芸術祭vol.3)
鳥料理・鳥せい本店横の白菊水)   (探訪の間細やかにメモを取るいしいさん)
「上方遊歩46景」探訪─いしいしんじ編(鉄道芸術祭vol.3) 「上方遊歩46景」探訪─いしいしんじ編/宇治川にて(鉄道芸術祭vol.3)
(伏見から宇治川へ)      (宇治川にて)

そして、御香水と言われる日本の名水百選の一つがある、御香宮神社へ。 この日は、伏見祭や洛南の大祭秋の異名を持つ地祭りで賑わい、数多くの子ど も達が出店に目を輝かせていました。
「上方遊歩46景」探訪─いしいしんじ編/御香宮神社にて(鉄道芸術祭vol.3) 「上方遊歩46景」探訪─いしいしんじ編/名水「御香水」(御香宮神社)にて(鉄道芸術祭vol.3)
御香宮神社/神幸祭)     (御香宮神社御香水
さまざまな人にとって、この祭りの、宮の、水のパワーが漲っているようで、いしい氏もそれらすべてをじっくりと飲み干されていました。

この日の締めくくりは、隠れた名店で餃子とビールを一杯。
染み渡る水と鉄の道の味わいを改めてじっくりと深められたようです......。

その後も別日に、水都大阪の水上バスに乗り込み、中書島と同じく近代の人工 島の営みを現在に残す、淀屋橋~北浜~天満橋~京橋を水辺から眺める旅を堪能されました。
「上方遊歩46景」探訪─いしいしんじ編/水上バス・アクアライナーにて(鉄道芸術祭vol.3) 「上方遊歩46景」探訪─いしいしんじ編/水上バス・アクアライナーにて(鉄道芸術祭vol.3)
(淀屋橋駅/水上バス アクアライナー

この一連の旅を通じて産まれた言葉の源と、オリジナル作品についての初お目 見えのトークが、11/9にあります!どうぞ、お見逃しなく!

////////////////////////////

【開催間近!】

上方本談、どこまでも話す年。─其の三

いしいしんじ・独談「水の道、鉄の道」

日時11月9日(土)14:00─16:00
定員60名程度(参加無料・事前予約優先)
ゲストいしいしんじ(小説家)
カフェマスター木ノ下智恵子(大阪大学CSCD教員・アートエリア B1運営委員)


遥か遠い昔、"この町"は一面が海だった。
海水が引き、川ができ、船が通り、 道ができ、馬車が走り、鉄道が通り、"筋が通る"。
楽しい水・恐い水・聖なる水etc...。沿線を巡って見えてくる"水脈・水と道・鉄道との関わり"について、
「その場小説」など独自の即興パフォーマン スを展開するいしいしんじが、
自らが歩いた道筋と、そこから産まれた言葉の源とともに、語ります。

////////////////////////////

鉄道芸術祭vol.3

松岡正剛プロデュース「上方遊歩46景~言葉・本・名物による展覧会~」

会期2013年10月22日[火]ー12月25日[水]
12:00─19:00 月曜休館(祝日の場合は翌日・12/24は開館)
入場料無料(一部有料イベント有り)

主催アートエリアB1【大阪大学+NPO 法人ダンスボックス+ 京阪電気鉄道(株)】
監修・企画・構成松岡正剛
協力ほんばこや、イシス編集学校、編集工学研究所
会場設計dot architects
特別協力(株)海洋堂、graf、ジュンク堂書店、スタンダードブックストア、
     パナソニック(株)
助成おおさか創造千島財団、大阪市
認定公益財団法人 企業メセナ協議会

/////////////////////////////////

  2017年7月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

スタッフブログ カテゴリ一覧

スタッフブログB1 日々の記録