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サーチ最終週!

3月28日から3ヵ月に渡る、アートや知の可能性を探求(=search)する企画展「サーチプロジェクト」のvol.4「ニュー"コロニー/アイランド"~"島"のアート&サイエンスとその気配~」http://artarea-b1.jp/archive/2015/0628705.phpが最終週に入りました。
そして今週とうとう、中之島培地のすべてのグリッドに粘菌のネットワークが到達しました!

中之島培地を覆う粘菌1.JPG中之島培地を覆う粘菌2.JPG 

展示場内の丸柱が鳥居となり、ビニールテントが張られた中には3Dプリンターが置かれ、椎茸栽培用の原木が組まれ、霧吹きは自動で霧を吹き続ける。
ハイテクのようで、アナログなような。非現実的な空間に白衣を着て立つ。
それが「サーチプロジェクトvol.4」の第一印象でした。

粘菌培地となる「中之島仮設空間」には最初は3Dモデルも粘菌もいない土が広がり、壁面にプロジェクションしている「中之島仮想空間」にはシンプルな空間にアバターが歩いていました。

そんな、非現実的でシンプルな空間に、ワークショップで参加者のみなさん・スタッフのスケッチから生まれた、バグ/ノイズを含んだ画像が「仮想空間」にGPSデータを元に配置され、その画像の3Dモデル化したものが次々に「仮設空間」に置かれていく。それを縫うように粘菌がアメーバ状に広がり、覆い、姿を変える。
日々刻々と姿を変え、リアリティが加わり、一つの生き物のような展示空間になりました。
仮想空間.JPG

粘菌としいたけ.JPG 
映像が動くだけでなく、全体が微動しているような展示。
通りがかりに立ち寄られた方が、その後何度も来られたり、長い時間滞在していただけたり。
見るタイミングによって、見る人によって、様々な印象を持たれたと思います。
粘菌をスケッチする.JPG 
日々の粘菌の変化を、スタッフみなで観察スケッチしています。
過去のスケッチと比較出来るよう、トレーシングペーパーに描いて重ねて展示しています。
会場お越しの際は、過去のものもめくって、ご覧いただけると嬉しいです。 

会期終了まであと5日。関連プログラムも27日のクロージングトーク『アート&サイエンス「ニュー"コロニー / アイランド"」のその先へ』を残すのみとなりました。
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【6月27日16:00〜19:00 クロージングトーク『アート&サイエンス「ニュー"コロニー / アイランド"」のその先へ』】
プロジェクトメンバーとともに、約3ヶ月間におよぶ本展の実験と実践の軌跡を辿り、会期中に開催した多彩なゲストトークで得られた知見や感性を踏まえ、アート&サイエンスの可能性について語り合います。
http://artarea-b1.jp/archive/2015/0627755.php
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アートエリアB1にて、お待ちしております!

コニシ

ハイブリッドなトーク

ラボカフェスペシャル×サーチプロジェクトvol.4の関連企画として、トーク「生物と工学と藝術〜ハイブリッドの創造性〜」が開催されました。
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ラボカフェスペシャル×サーチプロジェクト関連企画
知と感性のネットワークシリーズ

「生物と工学と藝術〜ハイブリッドの創造性〜」
http://artarea-b1.jp/archive/2015/0619754.php
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「粘菌コンピュータ」の研究・開発者である原正彦さんとバイオアートなどの分野で活躍されているアーティストの久保田晃弘さんをゲストにお迎えしての本イベントは、まさに生物と工学と芸術を融合したハイブリッドなトークイベントとなりました。
異なる分野を専門にされているお2人によるハイブリッドなトーク、観客の皆さんも楽しんでいただけたのではないでしょうか。

0619トーク01.JPG20150619labocafe02.JPG

原正彦さんのプレゼンテーションでは、自己組織化、時空間機能、揺律創発をキーワードに、「粘菌コンピュータ」についてお話ししていただきました。
現在のコンピュータは正確な答えを出すことができる代わりに、想定外やノイズに弱く、情報量が多いと処理にとても時間がかかってしまいます。しかし、「粘菌コンピュータ」は情報量が多くても、現在のコンピュータのように情報爆発を起こさずに、平均よりもそこそこ良い答えを出すことができます。

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久保田晃弘さんのプレゼンテーションでは、「計算する粘菌と芸術について」というタイトルで、地球外生命体や人工知能のための芸術や人間と依拠しない芸術など、とても興味深いお話しをしていただきました。
人間の人間による人間のための芸術ではなく、地球外生命体や人工知能のための芸術というのは今までに考えたことのない観点で、とても衝撃的でした。

0619トーク03.JPG0619トーク05.JPG

サーチプロジェクトvol.4の会期も残りわずかとなりました。
http://artarea-b1.jp/archive/2015/0628705.php
本展覧会もサイエンスとアートという異なる分野を合わせたハイブリッドな展覧会となっております。
展覧会場の粘菌たちも日々変化し、さまざまな表情を見せてくれます。
0619粘菌06.JPG
皆さまのお越しをお待ちしております。

なかくぼ

粘菌と音楽の夜

2014年秋-冬に開催した鉄道芸術祭「音のステーション」会期中に行った関連イベント「公開ラジオ 『快音採取 世界の音旅』」のパーソナリティ・江南泰佐さんが再び!
テーマはもちろん「粘菌」!
 
梅雨の夕暮れにぴったりの、一夜限りのラジオ番組になりました。
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ラボカフェスペシャル×サーチプロジェクト関連企画
知と感性のネットワークシリーズ

公開ラジオ番組「快音採取 粘菌の音楽」
http://artarea-b1.jp/archive/2015/0618753.php
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粘菌の音楽スタート.jpg

様々に姿を変える粘菌から連想して万華鏡の音楽、粘菌を用いた実験から生まれた音楽などなど。粘菌から妄想される江南さんセレクトの音楽が続きます。
前回の「快音採取」同様、今回もUstream配信を行い、Twitter、Facebook「#粘菌音楽」でお便りを募集しながら進行しました。

後半に入り、本日のカフェマスター、大阪大学教員の久保田さんを交えてラジオは続きます。
粘菌の音楽_後半.jpg
いま開催中のサーチプロジェクトvol.4「ニュー"コロニー/アイランド"島"のアート&サイエンスとその気配」のタイトル・展覧会の意図について江南さんから久保田さんへ質問が。
地下のコンクリート空間で何かを栽培できたら面白いのではないか、という企画会議でのアイデアから派生したサーチvol.4。
アートエリアB1が、中之「島」という地理的に孤立した特異な場所にあることもテーマの一つであることをお話されました。
アートとサイエンス。音楽とサイエンスも繋がるか。ということでここからはサイエンスを主題に、雰囲気ががらりと変わる選曲に。
徳島の阿波踊りを題材にした作品や、先週ラボカフェにお越しいただいた野村誠さん・やぶくみこさんの「瓦の音楽 musik genteng」から「粘土の協奏曲」など。
瓦のプロジェクトは淡路島・津井が舞台。こちらも島つながりです。瓦の可愛らしい音色が響きます。

最後は江南さんの粘菌へのファーストイメージ、久石譲で「風の谷のナウシカ〜オープニング〜」。
オープニング曲が締めくくり。驚きでしたが、形を変えて生き続ける粘菌の様に、また形を変えてラジオ番組があるのでは、、、と期待を感じずにはいられませんでした。

雨にも関わらず、会場にはたくさんの人にお越しいただき、ありがとうございました。
みなさん、思い思いに粘菌の音楽、楽しんでいただけたのではないでしょうか。

3月28日から開催しておりますサーチプロジェクトvol.4は会期残すところ10日を切りました。
仮設中之島培地の3Dモデルも密集度を増し、粘菌も華麗にネットワークを広げております。
今日の粘菌.JPG

今日の粘菌2.JPG
 
会期中に是非、お越しください。
http://artarea-b1.jp/archive/2015/0628705.php

コニシ

おもしろい科学映画の世界

現在開催中のサーチプロジェクトでは、美しい粘菌の映像と写真に息をのんだ方もきっと多いはず。今回はその作者、科学映画の先駆的存在である東京シネマ新社の岡田一男さんをお呼びして科学映画の魅力についてお話ししていただきました。

 

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ラボカフェスペシャル×サーチプロジェクト関連企画

「ビジュアルとサイエンスの親密な関係」

http://artarea-b1.jp/archive/2015/0616752.php

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まずは、科学映画の歴史から語られました。

科学映画の動く現象を解析する手法から劇映画が誕生したのだそうです。

科学映画は映像文化の原点なのですね。

 

岡田さんと久保田さん

 

そして、次々と顕微鏡で見たカビなどの科学映像が紹介されます。

なんと美しい・・・!!

観客の皆様も、目が釘付けです。

通常、上からのアングルで撮ることが多いそうですが、横からのアングルで撮ったものもあり、上から見る姿形からの想像とはまた全然違うビジュアルで、

驚きと発見がありました。

 

科学映画1科学映画2

 

普段あまり目にしない、また機会があったとしても何気なく目にしている「目に見えないもの」の映像撮影にはとてつもない苦労が。

細胞を縦にカットして様子を捉えやすくしたり、目当ての現象を活発な状態で撮影するために二〜三週間常に細胞を生きのいい状態にしておく、薄いプレパラート上の生物に横や斜めから光を当てて見やすくする、などなど。(光に関しては劇映画も舞台も科学映画も原理は一緒!と仰っていました)

 科学映画3

科学映画の一番重要なことは「見えなかったことを見ることができるようにすること、そして伝えること」とのことでした。

アートエリアB1で、普段、私たちの目では見ることのできないミクロの世界をのぞいてみませんか?

 

イクタ

都市と島の考え方

6/13 ラボカフェスペシャル×サーチプロジェクト関連企画 知と感性のネットワークシリーズ 「都市が島であれば、海はどこにあるのか?」が開催されました。


風景会場

ゲストは文化人類学者、批評家の今福龍太さん。

カフェマスターはdot architectsの土井亘さん、大阪大学CSCD教員/アートエリアB1運営委員の木ノ下智恵子さん、久保田テツさん。

今回のサーチプロジェクトのテーマである「島」ということを軸に、お話をしていただきました。

今福さん1

主に、ご自身の著作である「群島響和社会〈並行〉憲法」をレジュメとして、「群島」と「大陸」の関係性、まず沖縄と本島のあり方などから話が展開していきました。


最初に、昨晩今福さんが今日のために書かれたという「手紙」を読まれるところからスタートしました。

今福さん手紙

手紙といってもPCで打ったものでもなければ、手書きでも白紙の便箋へただ真っすぐに書いてあるわけではなくて、書く前に事前に関係する文やイラストを印刷しておいて、それらの隙間に書き連ねていくというスタイルを取られていてとても凝ったものでした。(写真は印刷されたもので、お客様全員に配られています)

手描き以外の引用で印刷された文章は、音楽と同じくらい詳しいキノコ学者でもあったという音楽家ジョン・ケージの言葉や、今展覧会でも資料を設置している南方熊楠、そしてヘンリー・デビット・ソローの言葉がありました。その文章の近くにそれぞれの文章に対しての今福さんの言葉が連ねられています。

手紙とは言ってもなるべく文体を気にせず自由に。印刷された文章の隅に書くことから、すぐにやり直せるデジタルとは違うアナログの上書きで、今書いたことは引き受けて、むき出しにするのだと仰っていました。


今福さん2

そこから、群島響和社会〈並行〉憲法について。

約30年前に書かれた琉球共和社会憲法に対して、今福さんが書かれたのが群島響和社会〈並行〉憲法であり、「島」から「大陸」の原理をひっくり返す、唯一戦争で地上戦を経験した沖縄と本州の関係性、「群島」である沖縄と「大陸」化してしまった本州との関係から見る現代の在り方、生き方などについてをこの憲法を軸に語って頂きました。

いくつか抜粋されて、

一縞 意思

現代は欲望すら予測のもとに行動している。一番大事なのは予測でどうするかではなく自らの意思を持って何をしたいかを示す。意思の中心にあるのは人ではなく島宇宙である。

五縞 放擲

所有と放擲の関係性。個人で何かを占有するということから開放し、みなで共有して所有することは放擲(だれも所有していない)のと同じことで、それを一時的に誰かが使う。その状態がのぞましいのでは。不動産などは領土を「占有」するという大陸原理を個人で実行していることになるのではないか。

七縞 声

島唄は元々即興の掛け合いであり、それは配慮ある放擲である。

十縞 真似(まね)び=学(まね)び

歌などの身体的な真似びはどう頑張ってもコピーにはならず、必ず固有性が出てくる。画一的で合理的な教育ではなく、揺らぎのある学びがあるべき。

などなど、この一部の文章では説明しきれない、様々なことについて「郡島」から展開して興味深いお話をお話しいただきました。

今福さんの熱のこもったお話に、会場は静かにじっくりと耳を傾けていました。

今福さん3

土井さんからは建築方面からの見解として、建築も図面に書いた通りには建てられないし出来たとしても面白くない。いかに現場での即興性をチームで共有しつつ作っていけるかという憲法後半の予定調和に対するメッセージも。

その後、憲法の十一縞「秘密」という条項について。粘菌のようなものはカテゴライズ出来ないために気持ち悪がられるが、それは謎に満ちているということ。知性とは自分を隠すもので、全てを開示して差し出すものではない。あるものをパズルのように組み合わせているだけでは知性はやせ細ってしまう。

最後に木ノ下さんから、現在の見えなくなっている粘菌の状態が、今福さんの手紙にあったヘンリ・デビット・ソローの「真実が持つ胞子は無限なほどに数多く、まるで微細な煙のように精妙にできている。」という言葉によく現れているとの話がありました。

今回のトークのなかで、所有と放擲についての考え方がかなり大きく語られていました。とても興味深く、これからの現代社会の生き方にとても重要なように思えます。

キクチ

点が線となるつながり

ラボカフェスペシャル×サーチプロジェクト関連企画

知と感性のネットワークシリーズ
「もうひとつのネットワーク」が開催されました。

http://artarea-b1.jp/archive/2015/0603749.php

都市の工学的ネットワークとは異なる、信仰・修験道・地理・地勢がつくりあげる、

現在ではあまり見えなくなっている、もう一つのネットワークについて興味深い

お話しが繰り広げられました。

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ゲストは宗教人類学者の植島啓司さんと建築ユニットdot architectsの家成俊勝さん。

お二人とも独特の空気感をお持ちの何やら怪しげな(良い意味で)ジェントルマンです。

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植島さんが長年フィールドワークを続けられてきたネパール、タイ、インドネシア・バリ島、スペインなどの国々や、

世界遺産「熊野」をはじめとする国内各所の"聖地"を巡った経験をもとに、次々と語られていく植島ワールド、

そこに並走する家成さんの鋭く豊かな感性が相まってトークは盛り上がり、会場のお客様も食い入るように

聴き入ってらっしゃいました。

平日の水曜日。お客様の出足はどうかなと心配しておりましたが、

スタート間近になってご来場者はどんどん増えていき、スタートしてからも途中入場の方が多数。気がつけば、会場内は何かを知りたい、学びたいという方々の静かな熱気に包まれていました。

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「四国八十八ヶ所めぐり」という日本独特のネットワークについてのくだりでは、会場のお客様を巻き込みつつ様々な見解が会場内を飛び交っていました。

また、海を通して人のネットワークがつながっていくというお話しは想像と現実の狭間で思考をめぐらし、遥か昔まで思いを馳せる良い時間でした。

 改めて人の考え方は多岐に渡っていて、こういった場があることによって様々な意見を聞けて、視野が広がることは素敵なことだと思いました。

お客様の質問コーナーで、本イベントとは少し話はそれるものの、面白いお話がでました。

ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト10」では一人で楽しむだけではなく、ネット環境を通じて

見知らぬ誰かと誰かがつながり、一緒にゲームが出来るようになっている。

これについてドラクエ好きの植島先生はどう思われますか?とのご質問。

「僕は一人でやるのが好きなのに、わざわざ他人とつながらなくてもいいと思っていましたが、

やってみると案外おもしろい」とのこと。質問者の方も実はドラクエ10をしてからひきこもり傾向が

なくなってきたということで、今や「もうひとつのネットワーク」がコミュニケーション形成の一助を担い

その仲間意識がお互いにとって相乗効果を醸し出す可能性がある。

とても興味深いなと思う一場面でした。

                クワノ

豆知識があると建築が楽しくなる

知っているようで知らない寺社建築について、歴史ある建築物についての面白さを豆知識を交えて清水さんにお話しいただきました。

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ラボカフェスペシャル×サーチプロジェクト関連企画
知と感性のネットワークシリーズ
「分かりやすい寺社建築」
http://artarea-b1.jp/archive/2015/0522741.php
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寺社建築豆知識トークのはじまり.jpg
まずは寺社建築の造りや技法、そこから読みとれる歴史について。
みなさん真剣です。 

寺社建築ディスカッション.jpg

 後半は歴史的建築物の「見方」と「味方」についてみんなでディスカッション。
「近現代の建築のセミナーやトークイベントでは、こんなに色んな層の人が集まる場にはならない。古建築ならではではないか」との意見が出ました。
初めてアートエリアB1にお越しいただいた方・遠方からの参加者もおられ、地域ごとの特色についても知り、考えることができました。

アートエリアB1で開催中のサーチプロジェクトvol.4
「ニュー"コロニー/アイランド 〜"島"のアート&サイエンスとその気配〜」では会場奥に菌核を祀っている「菌核寺」があります。
「菌核」とは粘菌が休眠している状態のことです。 
自然そのものの粘菌
自然崇拝から始まった土着信仰が大陸からの仏教と交じりあう中で生まれた寺社建築を知ることは、文化そのものを味わうことなんですね。
 
サーチプロジェクトvol.4は、6月28日までの開催です。ぜひ
会期中に、展覧会場奥の菌核寺にお参り下さい。手を叩くと、何かが起こるかも知れません。

コニシ

岡村さんの映像作品上映会

ラボカフェスペシャル×サーチプロジェクト関連企画
知と感性のネットワークシリーズ
「映像作家、岡村淳さんを囲んで、vol.2/植物学者、橋本梧郎さんを追って」
http://artarea-b1.jp/archive/2015/0515739.php

今年2月のラボカフェで上映会を行った映像作家・岡村淳さん。
再びゲストにお越しいただき、粘菌培養地のサーチプロジェクト展覧会場横でライブ上映会を行いました。
岡村さん映像スタート.jpg
作品は、ブラジル移民の植物学者である橋本梧郎さんを追ったドキュメンタリーです。
2時間映像鑑賞した後、意見交換を行いました。

「残っているもの/残ってしまったもの」。映像として残すことについて。など。
深く切り込んだ意見交換になりました。

コニシ

魅力あふれる熊楠!

熊楠トークスタート

粘菌学者として有名な南方熊楠は、変わり者としても有名です。 
粘菌を主題の一つとして扱っているサーチプロジェクトvol.4、その関連企画として、粘菌の研究者であり、奇人変人と言われる熊楠の人間的な魅力について、大阪大学の西川勝さんにお話ししていただきました。

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ラボカフェスペシャル×サーチプロジェクト関連企画
知と感性のネットワークシリーズ
「くまぐす、クマグス、熊楠」
http://artarea-b1.jp/archive/2015/0509738.php
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天才と名高い熊楠ですが、定職につかず実家を継いだ弟の援助に頼る日々。妻・松枝さんとの暮らしの中での奇行ぶり。
王道・正統派と言われる道からは逸脱した熊楠の生き方のどこに惹かれるのか。
来場者の皆さんと語り合いました。 

会場には展覧会のプロジェクトメンバーである上田昌宏さん、dot architectsさんが来られており、熊楠トークはさらに盛り上がります。
研究者の目線から見た熊楠についても語っていただきました。

熊楠トーク_上田先生

「生き続けていれば間違いでもよい」と環境にあわせて様々な形態に変化しながら生き残る粘菌と熊楠。
生きる力を感じました。
 
来場者アンケートからは「もっと熊楠について知りたくなった」とのコメントを複数いただきました。

 

展覧会場では、入口付近に図書スペースを設けています。
南方熊楠のスケッチ集も置いています。魅力あふれる熊楠のスケッチは繊細でとても素敵です。
是非お手に取ってご覧ください。

コニシ

ワークショップ「ニュースケッチング〜スマホと3Dプリンタで採集する中之島〜」二日目

二日目の4/12も晴れました!暑くも寒くもない天気で大変たすかりました。

写真を撮影する場合、周りを一周するため逆光になりやすく、天気が良すぎると写真を撮りづらいこともあるのでちょうどいい天気だったと言えます。

ワークショップ前に、早速サポスタさんにより前日置かれた「建物」のまわりの粘菌さまスケッチ。まだ建物との接触はなかったようです。
建物観察

そんなこんなで今日もワークショップスタートです!
早速講師の皆さんから展示内容のレクチャー。プログラム自体は昨日と同じですが、参加者が違えば出来るものも違うのが今回のワークショップ。

レクチャー二日目

また色々な視点で中之島を捉えてもらいます!

レクチャー二日目2

前日に置いた中央公会堂の説明をするyang02さん。このようなかたちで建物などのオブジェクトがどんどん置かれます。

菌核寺設計

ワークショップ内容のレクチャーの前に、本日はもう少し3Dスキャンとプリントについて。展示会場にある粘菌を祀っている「菌核寺」には、手を叩くと中から粘菌さまのシャーレが出てくる仕組みの神棚があります。実はそれにはタミヤの「神棚キット」なるものが原型に使用されているのですが、粘菌さまシャーレにサイズが合わなく、yang02さんの手によって新たにパーツを設計して3Dプリンターで出力してつくられたとのことです!

他にも様々なスキャンの方法を紹介されながら、今回の写真から3D化する方法についてのレクチャーとなりました。

そして今回も外へ出発!
この撮影で面白いのは、普段と撮影の基準がちがうところです。写真を360°から撮らないといけないので周りにぐるっと撮影出来る空間がないと上手くいきませんし、一部ではなくちゃんときれいに全体がフレームに入っていないといけないのでなかなかポジションも大変です。そうなってくると、自然と足が道無き道へと進んでいき、、、!草むらをかき分け、普段入らないような場所に入り、いつも見る道・通る道でも違う角度から捉えることになることも今回のワークショップでの面白いところだったのではないでしょうか。足を使わないときれいなショットは撮れませんでした!

バラ園撮影

自販機

小一時間程外で撮影し、 B1に戻り3D化に入ります。

3D化

やはり参加者によって見ているもの気になるものはかなり違い、前日とは違ったバラエティに富んだ3Dデータが出来上がっていきました!
後日、それらは会場映像に追加されていき、さらに3Dプリントされて中之島培地に「建設」されます。

盛り土家成さん

今回のスキャンで3Dプリントされたものはどれも歪んだりきれいには出来ません。(それが面白いのですが)

なので当然自立しないかたちのものも出てきます、それはこの培地を作ったdot architectsの家成さんの手によって盛り土をしてもらい、建っていきます。

感想

それぞれに、参加してみての感想をフィードバックしてもらい、終了となりました。

建設結果

この二日間で多くのオブジェが建設完了。粘菌さまたちによってここにどんな「ネットワーク」が生まれてくるのか、ぜひとも見届けて下さい!

キクチ

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