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鉄道芸術祭サポートスタッフ募集中!(サポスタさんに聞いてみました!)

ただいま鉄道芸術祭vol.5の開幕に向けて、準備が進みつつあるアートエリアB1。鉄道芸術祭などアートエリアB1の主催事業に欠かすことのできない協力者「サポートスタッフ」の募集も開始しています。
サポートスタッフ(通称 サポスタさん)はどんなことをしているのでしょう?
昨年の鉄道芸術祭vol.4「音のステーション」からサポートスタッフに応募され、いまもダンサーとして活躍する傍ら、スタッフとしてアートエリアB1に関わり続けている三田さんに、サポスタの色々、聞いてみました!

三田さん01.JPGーなぜアートエリアB1のサポートスタッフに応募されたのですか?

アートエリアB1には、これまでにラボカフェなどで何度か訪れたことがあったのですが、耳で聴く音だけが、音楽なのだろうか。ということを考えている時に「音のステーション」の出展作家の一人、OPTRONプレーヤーの伊東篤宏さんがゲストに来られていたラボカフェ「放電ノイズを操る、伊東篤宏の仕事」に参加しました。
話がとても興味深く、その時に《音》をテーマにした展覧会が始まることを知り、従来の音・音楽の在り方とは異なる角度からアプローチする企画テーマに惹かれました。
展覧会を見に来るだけじゃなく、お手伝いしながら深く知りたいと思い、応募してみることにしました。
私自身、パフォーマンスをしているので、スタッフをしながら企画運営を学びたい気持ちもありましたね。

ー実際にやってみて、どうでしたか? 三田さん.jpeg

アーティストと直接対話し、目の当たりにできる。
アーティストの方々が、作りながら考えている作品制作の様子や、色んなジャンルの人が話しあいながら展覧会を作り上げていく様子が近くで見られて面白かったです。
そして何より、駅の中にあるB1だからこそ、見に来る目的だけじゃなく、偶然通りがかりに来場された人に展覧会をご案内することが楽しかったです。

 

 


アートエリアB1では、ただいま10月24日から開催する鉄道芸術祭vol.5 ホンマタカシプロデュース「もうひとつの電車 ~alternative train~」のサポートスタッフを募集中です!
*展覧会の会場設営・撤収のサポート
作品搬入・展示・撤収のお手伝いや、会場の案内サインづくりなど。展覧会をつくり上げるお手伝いをします。 

*会場運営に関するサポート

来場者の方々がより深く鑑賞していただけるよう展示のご案内をします。
*イベントやワークショップの運営・制作サポート
イベント当日のナビゲートなど。プログラムに応じてサポートします。
*スタッフブログの更新、その他広報サポート
イベントチラシの挟み込みや発送など集客のサポート。また、スタッフのコメントとしてブログの更新を行います。

search4.JPG活動内容は多岐に渡ります。サーチプロジェクトvol.4では白衣を着て粘菌のエサやりをすることも!(※注:今回、白衣の着用はありません)
 
展覧会やワークショップの運営に興味がある方。鉄道、アート、写真、映像が好きな方。ボランティアをやってみたい方。何かに取り組んでみたい方、人とコミュニケーションを取るのが好きな方、大歓迎です。まずは10月3日/7日に行うサポスタ説明会にご参加ください!
7日の説明会はラボカフェとして開催しますので、申し込み不要でご参加いただけます!鉄芸vol.5の魅力紹介や運営サポートについての素朴な疑問にもお答えする、プレトーク。
"サポスタ"に興味はあるけれど一歩踏み出せない。と迷っている方も是非、お気軽にご参加ください。

ご応募、お待ちしております!

 

『アート&サイエンス「ニュー"コロニー / アイランド"」のその先へ』

日々さまざまに会場の状況が変化し、多種多様なトークプログラムを開催しながら3ヶ月間に渡って開催してきた「ニュー"コロニー/アイランド"」もいよいよ628日に閉幕。

その前日、本展のプロジェクトメンバーと企画を立ち上げたアートエリアB1運営メンバーが勢ぞろいして、締めくくりとなるクロージングイベントを開催しました。

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ラボカフェスペシャル×サーチプロジェクト関連企画
知と感性のネットワークシリーズ
クロージングトーク 『アート&サイエンス「ニュー"コロニー / アイランド"」のその先へ』
http://artarea-b1.jp/archive/2015/0627755.php
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出演メンバーはこちらです。
ゲスト:上田昌宏(大阪大学理学研究科教授)
    中垣俊之(北海道大学電子科学研究所教授)
    dot architects(建築ユニット)
    yang02(アーティスト)
    稲福孝信(アーティスト、プログラマー)
カフェマスター(進行):木ノ下智恵子、久保田テツ(大阪大学CSCD教員、アートエリアB1運営委員)
          塚原悠也(ダンスボックス、アートエリアB1運営委員)

 

トークの前に、まずはプロジェクトメンバー全員でギャラリーツアーを開催。アーティスト、建築チームそれぞれが担当した部分を紹介しながら展示全体の概要を説明していきました。
今回の展覧会では、「アーティストと作品」というかたちはなく、企画趣旨に対してプロジェクトメンバーがそれぞれの分野で尽力しコラボレートして展覧会ができあがっています。

 サーチ4クロージング1

 サーチ4クロージング2

 

トーク前半では、研究者として本展にご参画いただいた上田昌宏さん、中垣俊之さんにそれぞれの研究についてご紹介いただきました。

北海道大学の中垣俊之さんは、本展のために粘菌の培養方法を伝授してくださり、また、本展で培養した「キイロモジホコリ」をご提供くださいました。
北海道大学電子科学研究所の教授であると同時に、「単細胞地位向上委員会」の会長であられる中垣さん。今回のレクチャーでは、ご自身の研究対象であられる「キイロモジホコリ」が含まれる「真正粘菌」の生態をご紹介くださいました

サーチ4クロージング3

彼ら(彼女ら?)は、どういった特性をもっていて、どのように生きているのか。
知性を持っているという粘菌は、迷路を解くことができるといわれています。
その方法は、粘菌が迷路全体を埋め尽くしたあと、最後に一番短いルートだけを残して他の通路にいる部分は撤退していくというものです。

粘菌はそうして最適なルートを探し出します。中垣さんが行った東京の地形を再現した実験では、駅のある場所へ粘菌と餌を置いてやると実際の鉄道網とほぼ同じ形をしたルートをつくったそうです。

サーチ4クロージング4

そのような「知性」が注目されている粘菌ですが、単細胞生物である粘菌は、「切っても切っても粘菌、くっつけてもくっつけても粘菌」だそうで、「自分と他者」という存在がない生き物です。

そして、実験に用いられた黄色いアメーバ状の状態(変形体)は、粘菌の姿のひとつでしかなく、子実体となり、胞子となり風にのって飛んでいくのも粘菌の姿です。

今回の展覧会でも、中之島の形をした培地の上で、粘菌がくっついたり離れたり、そして子実体になり胞子になり、と様々な姿を見せてくれました。

 

続いては、大阪大学の上田昌宏さんによるレクチャー。上田さんが研究されているのは、キイロモジホコリとは異なる種類の「細胞性粘菌」です。

サーチ4クロージング5

キイロモジホコリなどの真正粘菌よりもずっと微小な細胞性粘菌は、「くっつけてもくっつけても粘菌(単細胞)」の真正粘菌とは異なり、飢餓状態に陥ると細胞が集まり、多細胞体制になって子実体をつくって胞子となります。(例えていうと、米の形がなくなり全体が同一化した餅と、米の形を残したまま一体化したおにぎりのような感じでしょうか)

細胞が集まる際、細胞から化学物質が放出され、それに同調するように周囲の細胞が集まってきます。そこから子実体に変化する時、植物でいう茎にあたる部分となりやがて死んでいく細胞と、実になり胞子となって生き延びる細胞とに分かれます。全体の約20%の細胞は、残りの80%の細胞を生かすために死んでいくそうです。

このように、個々の細胞が役割をこなすことで生き延びるため、社会的な生物というふうにも言われています。

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様々に姿を変えながら、動物とも植物ともつかない曖昧で不確かな粘菌の生き方は、我々人間の目から見ると、とても合理的で潔くも見えます。
今回の展覧会では、上田さんの粘菌に対する考えから多くの重要なキーワードをいただきました。それらの言葉は、会場のキャプションに表され、来場者を導く言葉になっていたと同時に、本展の内容を様々な分野に開く(繋げる)キーワードになっていたようにも思います。

(展覧会場のキャプションに表された上田さんの言葉)
「生き続けていれば間違いでもよい」「無限のバリエーション」「1回も死んでない」「多様な性とマッチング」「閉じるのではなく、開いている状態」「マシンは最適解を目指している」「プログラムできないことに対応するためにプログラムされている」「進化のスピードは早い」

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さて、トーク後半は、プロジェクトメンバー、アートエリアB1運営メンバー、そして客席を巻き込んでのディスカッションとなりました。

サーチ4クロージング6

アーティスト、建築家、研究者がタッグを組んだ今回の展覧会。
それぞれの知恵と知識と技術を集結させた展覧会であることは言うまでもないですが、この出会い自体がとても重要な出来事でもありました。
後半のトークのなかで印象的だったのは、上田さんがこのメンバーと出会えたことが面白かったと仰られていたことや、今回の企画が初対面だったにもかかわらず、クロージングトークのなかでは、上田さんがyang02さんの活動を紹介する、という場面があったことでした。

プロジェクトメンバー同士の出会いが様々なアイデアを芽吹かせ、展覧会ができ、さらにそこから新たな知見が生まれた今回のサーチプロジェクトvol.4「ニュー"コロニー/アイランド" ~"島"のアート&サイエンスとその気配~」。展覧会はこれで終了しますが、この軌跡は記録集として出版予定ですので、ぜひご期待ください。

また、プロジェクトメンバーはじめ、展覧会のトークにご出演いただいたゲストの皆様の今後の活躍にもぜひご注目ください。

最後に、展覧会、トークプログラムにご来場いただいた皆様、本展開催にあたりご協力いただいた皆様にお礼申し上げます。

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サーチプロジェクトvol.4「ニュー"コロニー/アイランド 〜"島"のアート&サイエンスとその気配」

プロジェクトメンバー:
上田昌宏(大阪大学理学研究科教授) 
中垣俊之(北海道大学電子科学研究所教授) 
dot architects(建築ユニット)
yang02(アーティスト)
稲福孝信(アーティスト、プログラマー)

トークゲスト(開催順):
西川勝(大阪大学CSCD教員)
岡村淳(映像作家)
清水徹(一級建築士事務所アトリエ縁代表)
福島邦彦(ファジィシステム研究所特別研究員)
畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)
植島啓司(京都造形芸術大学教授)
今福龍太(文化人類学者、批評家)
岡田一男(東京シネマ新社代表取締役)
江南泰佐(作曲家、鍵盤演奏者、快音採取家)
久保田晃弘(アーティスト、多摩美術大学情報デザイン学科教授)
原正彦(東京工業大学大学院総合理工学研究科教授)

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キクチ、川口

おもしろい科学映画の世界

現在開催中のサーチプロジェクトでは、美しい粘菌の映像と写真に息をのんだ方もきっと多いはず。今回はその作者、科学映画の先駆的存在である東京シネマ新社の岡田一男さんをお呼びして科学映画の魅力についてお話ししていただきました。

 

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ラボカフェスペシャル×サーチプロジェクト関連企画

「ビジュアルとサイエンスの親密な関係」

http://artarea-b1.jp/archive/2015/0616752.php

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まずは、科学映画の歴史から語られました。

科学映画の動く現象を解析する手法から劇映画が誕生したのだそうです。

科学映画は映像文化の原点なのですね。

 

岡田さんと久保田さん

 

そして、次々と顕微鏡で見たカビなどの科学映像が紹介されます。

なんと美しい・・・!!

観客の皆様も、目が釘付けです。

通常、上からのアングルで撮ることが多いそうですが、横からのアングルで撮ったものもあり、上から見る姿形からの想像とはまた全然違うビジュアルで、

驚きと発見がありました。

 

科学映画1科学映画2

 

普段あまり目にしない、また機会があったとしても何気なく目にしている「目に見えないもの」の映像撮影にはとてつもない苦労が。

細胞を縦にカットして様子を捉えやすくしたり、目当ての現象を活発な状態で撮影するために二〜三週間常に細胞を生きのいい状態にしておく、薄いプレパラート上の生物に横や斜めから光を当てて見やすくする、などなど。(光に関しては劇映画も舞台も科学映画も原理は一緒!と仰っていました)

 科学映画3

科学映画の一番重要なことは「見えなかったことを見ることができるようにすること、そして伝えること」とのことでした。

アートエリアB1で、普段、私たちの目では見ることのできないミクロの世界をのぞいてみませんか?

 

イクタ

ワークショップ「ニュースケッチング〜スマホと3Dプリンタで採集する中之島〜」二日目

二日目の4/12も晴れました!暑くも寒くもない天気で大変たすかりました。

写真を撮影する場合、周りを一周するため逆光になりやすく、天気が良すぎると写真を撮りづらいこともあるのでちょうどいい天気だったと言えます。

ワークショップ前に、早速サポスタさんにより前日置かれた「建物」のまわりの粘菌さまスケッチ。まだ建物との接触はなかったようです。
建物観察

そんなこんなで今日もワークショップスタートです!
早速講師の皆さんから展示内容のレクチャー。プログラム自体は昨日と同じですが、参加者が違えば出来るものも違うのが今回のワークショップ。

レクチャー二日目

また色々な視点で中之島を捉えてもらいます!

レクチャー二日目2

前日に置いた中央公会堂の説明をするyang02さん。このようなかたちで建物などのオブジェクトがどんどん置かれます。

菌核寺設計

ワークショップ内容のレクチャーの前に、本日はもう少し3Dスキャンとプリントについて。展示会場にある粘菌を祀っている「菌核寺」には、手を叩くと中から粘菌さまのシャーレが出てくる仕組みの神棚があります。実はそれにはタミヤの「神棚キット」なるものが原型に使用されているのですが、粘菌さまシャーレにサイズが合わなく、yang02さんの手によって新たにパーツを設計して3Dプリンターで出力してつくられたとのことです!

他にも様々なスキャンの方法を紹介されながら、今回の写真から3D化する方法についてのレクチャーとなりました。

そして今回も外へ出発!
この撮影で面白いのは、普段と撮影の基準がちがうところです。写真を360°から撮らないといけないので周りにぐるっと撮影出来る空間がないと上手くいきませんし、一部ではなくちゃんときれいに全体がフレームに入っていないといけないのでなかなかポジションも大変です。そうなってくると、自然と足が道無き道へと進んでいき、、、!草むらをかき分け、普段入らないような場所に入り、いつも見る道・通る道でも違う角度から捉えることになることも今回のワークショップでの面白いところだったのではないでしょうか。足を使わないときれいなショットは撮れませんでした!

バラ園撮影

自販機

小一時間程外で撮影し、 B1に戻り3D化に入ります。

3D化

やはり参加者によって見ているもの気になるものはかなり違い、前日とは違ったバラエティに富んだ3Dデータが出来上がっていきました!
後日、それらは会場映像に追加されていき、さらに3Dプリントされて中之島培地に「建設」されます。

盛り土家成さん

今回のスキャンで3Dプリントされたものはどれも歪んだりきれいには出来ません。(それが面白いのですが)

なので当然自立しないかたちのものも出てきます、それはこの培地を作ったdot architectsの家成さんの手によって盛り土をしてもらい、建っていきます。

感想

それぞれに、参加してみての感想をフィードバックしてもらい、終了となりました。

建設結果

この二日間で多くのオブジェが建設完了。粘菌さまたちによってここにどんな「ネットワーク」が生まれてくるのか、ぜひとも見届けて下さい!

キクチ

ワークショップ「ニュースケッチング〜スマホと3Dプリンタで採集する中之島〜」一日目

連日雨が続いていましたが、この週末はなんとか晴れました!

寒さで土に潜り気味だった粘菌さまたちもご馳走のシイタケですくすくと育っています。

粘菌の状態

そんな中、4/11・12の二日連続でワークショップ「ニュースケッチング〜スマホと3Dプリンタで採集する中之島〜」を開催いたしました。「スケッチ」といっても今回は紙に絵を描く訳ではなく、写真から3DのCGモデルを生成するというワークショップです。

参加者が撮影・生成した3Dモデルは、会場の壁面に投影している「中之島仮想空間」の建物等になるとともに、(ワークショップ中には時間が足らず後日となりますが)3Dプリンターで出力して、粘菌が生息している「中之島仮設空間」の土の上に設置し、都市を建設していきます。

まずは展覧会やワークショップ内容についてのレクチャー。参加者のみなさんが作成したデータが配置される、「中之島仮想空間」と粘菌が生息する1/150模型の「中之島仮設空間」について、今回の講師であるdot architectsの家成さんとyang02さん、そして展覧会企画者の一人である塚原さんから説明を受けます。

WSレクチャー

WSレクチャー2菌核寺
そしてワークショップについての説明にはいります。

ワークショップレクチャー

今回のワークショップでは、3Dデータを作成する為に、「123D Catch」というウェブサービスを使用します。これは、対象物を360°ぐるりと周りから写真を撮りサイトにアップロードすると自動的に3Dデータが生成されるというもの。しかし写真によってリアルな見た通りの3Dではなく、グニャグニャに歪んだ形のものが出来ることもしばしば。そうやってシステム内のノイズによって出来る不思議な面白い形も楽しんで、今回は展示に組み込んでいます。
この3Dデータの元となる写真を集めるため、参加者のみなさんには中之島を歩きながら、気になったものや目にとまったいろいろなものを中之島の各所へぐるりと360°撮影にいきます!

こうして、参加者それぞれの目線から見た「中之島」を切取り、仮想と仮設の中之島に反映させていこうという仕組みです。

yang02さんより写真を撮る時の注意やコツをレクチャーしていただき、スタッフとペアになってそれぞれに街へと撮影へとくり出していきます。

外へ撮影

撮影1

小一時間ほど街のいろいろなところで撮影したのち、B1へ戻り3Dモデルの作成を開始!みなさん、小さいものから見上げるものまでいろいろなものを撮影して戻って来られました。

データ吸い出し

そしてアップロードして3Dデータができるのを待ちます。(これが時間が結構かかります。。写真にもよりますが約15分から20分ほどかと)

石像3D

完成!!これはかなりうまく行きました!自分の撮影した写真が3Dになるのは楽しく、上手くいくとかなり面白いです!上下左右にぐるぐる回せます。ただしこれは裏側はありませんでしたが(笑)

3D

石像、ベンチ、ゴミ、マックシェイク、看板、石碑、ハト、タバコ、炊飯器、色んな目線から見たものが続々と3Dになっていきました。

これらは後日会場映像内「中之島」へGPSデータをもとに配置されていきます!

その後、既に映像の「中之島」に配置されている以前に作成したもので3Dプリンターで立体に出力されているビルや建物を、実際に粘菌のいる中之島培地に「建設」しました。(3Dプリントはひとつ5時間程かかるので、参加者作成のものは後日になります。)

建設!

GPSそれぞれのオブジェが元になった写真についているGPSデータをもとに中之島のどこにあるものなのかを、実際配置された映像を見て確認し、培地の何処に置くかを割り出していきます。3Dプリンターでつくられたものは一色プリントしているのでもはや何か一見わかりません(笑)

ものによってはビルだと判断できるリアルなものから、この怪しい塊は一体何!?となるものも。そこが面白いところです。アートエリアB1のあるなにわ橋駅の駅舎はなんとかわかりますね!

粘菌難波橋駅

ついに中之島培地に粘菌以外のものが設置されました!これから一体粘菌さまはこれらに対してどのような動きをするのか?エサがあれば登るのか?乗り越えるのか?避けてしまうのか??潜っていくのか???

非常に楽しみです!

キクチ

密かな楽しみ「粘菌ちゃん」サーチ!

3月28日からスタートした「サーチプロジェクトvol.4 ニューコロニー/アイランド"島"のアート&サイエンスとその気配〜」も今日で8日目。粘菌さんも日々移り行く気候の変化にオドオドしつつも、毎日元気に生息範囲を拡げていっております。

さて今日は季節は「春」にちなんで考えてみました。新年度、新入学、新社会人、春休み、、、、そうです、春休みです。ちまたで賑わうアミューズメントパークの園内で隠れキャラ探しがあるように、実はここアートエリアB1でも今回の展覧会我らがキャラ(勝手に)「粘菌ちゃん」が至るところにいるんです。

 150402search4_new_1.jpeg

 

 

 

 

 

 

いろんな表情しているのです。

150403search4_new_3.JPG

かわいいなぁあー、みなさんの評判が多くなればきっとグッズ化になるかも(笑)。

乞うご期待です。

「粘菌ちゃん」もですが、これから日々変化してゆく本家本元のこの展覧会に是非足をお運びください。

生誕400年を迎える人工島"中之島"に位置する、京阪電車なにわ橋駅地下空間にあるアートエリアB1に出現した「ニューコロニー」。

会場には1/150に縮尺された全長約20mの「中之島の模型」が鎮座し、壁面にはCGで形成された「仮想空間の中之島」が投影されています。この2つの異世界をつなぐべく登場しているのが 我らが「粘菌さん」。

この3つのキーワードが相互に絡み合い、私たちの目の前に一体どんなリアルが出現するのでしょうか。日常が日々分刻みで刻々と変化していくように、この展覧会もまた同じように一瞬一瞬違う時間を醸し出しています。

体感するバーチャル。

一度きりの展覧会にならないのがこのサーチプロジェクトです。足繁く通ってこそ見えてくるあなただけの特別な時間。どうか展覧会最終日までおつきあいいただけると幸いです。

来週末4月11日(土)・12日(日)には実際の中之島を歩いていろんな角度から街を捉えてスケッチし、バーチャルな島の要素を採集するワークショップを開催します!

昆虫採集ならぬ「アイランド採集」ですね!!あなたの知らない中之島をきっと発見できますよ。
参加無料、先着順要予約のイベントですので、お早めに。

もちろん、粘菌ちゃんにも会いにきてくださいね。

 

桑野

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知と感性のネットワークシリーズ/ワークショップ 「ニュースケッチング〜スマホと3Dプリンタで採集する中之島〜」

約1/150に縮尺された全長約20mの模型による仮設空間の中之島と、CGで形成された仮想空間の中之島。そして、この2つの世界を繋ぐために生息する粘菌によって出現したニュー"コロニー/アイランド"。このワークショップでは、実際の中之島を歩き、様々な角度から街を捉え直してスケッチし、仮設と仮想の島の要素を採集します。私たちが暮らす街の成り立ちとは異なる方法で創造的な風景をつくりだしましょう。

 

日時:4/11(土)・12(日) 両日とも14:00─17:00 
※ 2日間をとおして同プログラムを2回開催します

定員:各回10名程度(参加無料・要申込・先着順)

対象:中学生以上(小学生以下は保護者同伴)

持ち物:スマートフォン(カメラ付き携帯端末)

講師:dot architects(建築ユニット)、yang02(アーティスト)

http://artarea-b1.jp/archive/2015/0411718.php

今日の「粘菌」と、椎茸培地

今日の中之島は快晴!
川沿いで少し開けた中之島公園は、少し暑いくらいでした。

一方、1/150中之島模型の培地では、
まだまだ「粘菌」にとっては肌寒い季節なのか、
培養土の下にもぐっていました。

150402search4_new_4.jpg

表面に見えなくなっても、土の中で生活を続けてくれているはずなので、 スタッフみんなで、あたたかく見守っています。

会場奥にある、「椎茸栽培&土貯置き場」では、

丸太からすくすくと椎茸が育っていました!


昨日の晩には見かけなかった1本が、
今日の開場前にはしっかり生えていました。

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150402search4_new_2.jpg

椎茸培地は暗所なので、写真のピントがゆるめですが、お許しを。

なぜ、椎茸が栽培されているかというと...

粘菌と同じく菌類だという共通点もあるのですが、それだけではなく、

粘菌が補食することができる対象でもあるからなのです。
ゆくゆくは、オーガニックのオートミールだけを食している粘菌が、
椎茸を補食する日がやってくるはず。


まだ、最初に置かれた中之島模型のアートエリアB1にあたる位置から、
多く移動してはいない粘菌ですが、

1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後には、

中之島模型の培地でどんな風に生活するようになるでしょうか。

 

仮設空間である中之島模型培地と、
CGで形成された仮想空間の中之島、
この二つを往来しつつ、

アートエリアB1をふくむ実在の中之島へ繰り出して、
本展をさらに深めるワークショップは、来週末4月11日(土)・12日(日)です。

参加無料、先着順要予約のイベントですので、
ぜひお早めに、ご予定にいれていてくださいね。

ご予約をお待ちしています!

川瀬

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知と感性のネットワークシリーズ/ワークショップ 「ニュースケッチング〜スマホと3Dプリンタで採集する中之島〜」

約1/150に縮尺された全長約20mの模型による仮設空間の中之島と、CGで形成された仮想空間の中之島。そして、この2つの世界を繋ぐために生息する粘菌によって出現したニュー"コロニー/アイランド"。このワークショップでは、実際の中之島を歩き、様々な角度から街を捉え直してスケッチし、仮設と仮想の島の要素を採集します。私たちが暮らす街の成り立ちとは異なる方法で創造的な風景をつくりだしましょう。

 

日時:4/11(土)・12(日) 両日とも14:00─17:00 
※ 2日間をとおして同プログラムを2回開催します

定員:各回10名程度(参加無料・要申込・先着順)

対象:中学生以上(小学生以下は保護者同伴)

持ち物:スマートフォン(カメラ付き携帯端末)

講師:dot architects(建築ユニット)、yang02(アーティスト)

http://artarea-b1.jp/archive/2015/0411718.php

「粘菌」日々観察開始しました!

サーチプロジェクトvol.4「ニュー"コロニー/アイランド"島"のアート&サイエンスとその気配」スタートして数日が過ぎました。会場内はさながら粘菌ラボと化しています!

サーチ4会場
サーチ4会場2
先日、ついに今回の展示の中心である「粘菌」が1/150中之島模型に投入されました!!

じわじわすくすくと毎日少しずつ成長して、広がってきています!

こちらが投入初日の様子です。会場内にある「粘菌 菌核培養室」で培養された四角い粘菌の株(寒天とオートミールを混ぜた培地)を自然に近い環境に整えた土に設置して、数時間後。
粘菌初日

少しずつ広がってきました。粘菌は一時間に1cm移動すると言われています。

粘菌初日2

この広がってきた先に、餌である先程のオートミールと寒天を混ぜたものを置いていきます。

餌1

餌2餌3するとこの餌に向かってゆっくりと粘菌たちは動いていくのです!ぱっと見では分かりませんが、数時間ほどおくと、しっかりと分かる程に移動しています。新しい餌に向かい、さらにそこからも新しく伸びようといろいろな方向に広がりを見せます。

じつはこの広がり方に「粘菌の知」たる所以があるのですが、それはまたの機会にご紹介いたします。

2日目12日目になるとこのとおり。以前に置いた餌はボソボソになって吸収されてますね。

そして本日4/1にはこんな状態になりました!

最初に置いていた四角い培地は粘菌が移動し尽くして居なくなったので撤去されました。餌の置かれた場所に散り散りに、まさに「コロニー」を作って増えていっています!最終的には6月の会期終了までに模型を覆い尽くし、「中之島」を形成していく予定です!

三日目

また展示の一部として、会場内スタッフやお客さんに日々の粘菌の様子、形をトレッシングペーパーにスケッチしていってもらい、それを毎日重ねて展示することでだんだんと成長していく粘菌の形が絵としても現れて、ここにも「中之島」が広がっていく仕組みになっています。

スケッチ1

すでに1日目、2日目の絵に3日目の絵が重ねられて展示されています。紙が透けて、成長の過程が分かるようになっています。

スケッチ2こういった形で日々の粘菌の成長を展示として記録していきます。

みなさんにも是非、一度と言わず何度か足をお運び頂き、成長を感じて頂きたいです!

また4/10にはトークイベントを開催します。

今回のプロジェクトメンバーである研究者、建築ユニット、アーティストが参加するオープンミーティングとなっています。このメンバーで一体どのような話が展開していくのか。

是非そちらもご参加下さい。

キクチ

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ラボカフェスペシャル×サーチプロジェクト関連企画/知と感性のネットワークシリーズ「ニュー"コロニー/アイランド"」オープンミーティング

生物物理学の研究者、建築家ユニット、メディア・アーティストの異なる専門知と固有の感性を横断しながら3/28〜6/28までアートエリアB1で開催される企画展「ニュー"コロニー/アイランド"」。そのプロジェクトメンバーによるオープンミーティングを開催します。「ニュー"コロニー/アイランド"」という仮説のテーマを多角的に捉え、会期中に試みる様々な実験と実践の可能性について語り合います。

日時4/10(金)19:00─21:00
定員50名程度(当日先着順・入退場自由)

ゲスト上田昌宏(大阪大学理学研究科)
    中垣俊之(北海道大学電子科学研究所教授)
    dot architects(建築ユニット)
    yang02(アーティスト)

カフェマスター(進行):木ノ下智恵子、久保田テツ(大阪大学CSCD教員)

http://artarea-b1.jp/archive/2015/0410717.php

 

鉄道芸術祭vol.4関連プログラム
現代音楽コンサート「鉄道と音楽の夕べ」〜スティーヴ・ライヒ「ディファレント・トレインズ」他〜

10月18日から始まった鉄道芸術祭vol.4「音のステーション」の開催期間も残り一週間程となりました12月19日(金)の19:30〜、現代音楽コンサート「鉄道と音楽の夕べ」〜スティーヴ・ライヒ「ディファレント・トレインズ」他〜 が開催されました!

現代音楽コンサート1

今回の鉄道芸術祭は、テーマが「音」ということで、鉄道に関連する音楽のコンサートを開催しようと、実現しましたこの企画。

現代音楽の鉄道関連といえば真っ先に出てくるのはスティーヴ・ライヒの「ディファレント・トレインズ」。その曲を中心に、鉄道に関する現代音楽の何曲かを、ディレクターを担当して頂いた有馬純寿さん監修のもと演奏いたしました。

まず最初、開催の狼煙のように開演とともに電子音のような警笛が鳴らされました。この音は有馬さんが今回のコンサートのために実際に京阪電車車庫へ録音に行かれた、スペシャルな音とのことでした。

演奏と演奏の間には、有馬さんとトークゲストの江南泰佐さんによる曲の解説や、鉄道にまつわる楽曲の紹介トークが挟まります。

有馬・江南トーク
演奏の一曲目はシャルル=ヴァランタン・アルカンの《鉄道》。本来ピアノ曲であるこの曲を、山根明季子さんにより弦楽四重奏に編曲され、演奏されました。元々ピアノの連弾が列車の走行音をイメージさせる曲でしたが、それを弦楽器用にアレンジがなされても、まるで変わらない走行感が出ていました!

二曲目はピエール・シェフェールの《鉄道のエチュード》。有馬さんの手による電子音楽バージョンが流されました。

間のトークも、まるで江南さんがパーソナリティのラジオ番組かのように話が弾み、クラフトワークなどや女子会で流れる鉄道音楽コンピレーションアルバム(!?)についてなどたくさんの曲の紹介が飛出ました!

そしてついに最後の三曲目、今回の目玉、スティーヴ・ライヒの「ディファレント・トレインズ」です。

演奏前のトークでは、ライヒの曲では珍しい「言葉」を使った曲であること、全体が「戦前」「戦時」「戦後」の三章に別れている事、言葉によるイメージから、どういう事柄が背景にあり描かれているのか、といったことが紹介されました。

曲の演奏は弦楽四重奏、ほかの楽器と言葉は録音、そして電子音楽という形態で、言葉に合わせて舞台上に英語の字幕と日本語翻訳が映像で映されながらの演奏でした。

ミニマムな繰り返しのフレーズの中に単語・言葉が、演奏されているメロディと同じ音程で挿入され、時代背景と合わせてどういった事が展開されているのかの想像がされます。

現代音楽コンサート2

111/111
展覧会96日目(最終日)/ワンワンワンまつりで大団円!!②

111日間の「アパートメント・ワンワンワン」最後の大イベント「ワンワンワンまつり」!!

後半のスタートです。

次は15:30〜、鈴木裕之さん率いる、「バカ卍」改めライブドローイングユニット『漫画〜スレット』のパフォーマンスでした。

漫画

お客さんからふたつの言葉をお題としてもらい、それをもとに鈴木さんがライブペイントしていきます。

その様子をVJ風に効果をいれながら映像で映し、そこにneco眠るの森さん、栗原さんがギターで曲をつけていく、というパフォーマンスでした。

ちなみに写真のお題は「サッカー」「お腹すいた」でした。脱力系なものから政治に迫った(?)アブナいお題までさまざま。それに合わせたり合わせなかったりのギターのお二人もとても素敵でした。

 

そして、まだまだまつりは終わらない!

次は16:30〜子供鉅人さんの「ワンワンワン・アドベンチャー」!

子供鉅人パフォーマンス

劇団員の方がそれぞれの部屋の不思議な住人となっていて、その話を1号室から順番に、主宰の益山さんが「隣の晩ご飯」的にすいませーん!とお客さんを率いて訪問するという巡回スタイルの演劇。

部屋の住人となった劇団員の方々も「未来人」「霊媒師」「カップル」などなど、とても個性豊かな設定で、非常に賑やかなパフォーマンスでした!

 

その後、いよいよ最後のシメ!

17:30〜展覧会唯一の全期に渡る参加者のNé-net・髙島一精さんと、本展の共同企画者のおひとり、graf代表の服部滋樹さんによる対談でしたが、急遽、本展のメインビジュアルを制作してくださった鈴木裕之さんも参加し、三者によるトークとなりました。

ラストトーク

ただ、髙島さんは、先ほどのフットサルで心底疲れてしまい完全に体力を使い切られ、ほぼ喋らないという状態でした(笑)

後半、ワンワンワンの総括のお話ということで、IN/SECTSの松村さん、中村さんも参加されての5人でのトークに。

5人でトーク

このワンワンワンとは一体なんだったのか、それはまだ分からないけれど、この中之島という都会の真ん中にみんなが遊べる隙間、「空き地」を作りたい、と思いやってみたが実際にフットサル場に子どもたちが常連として遊びにきたりして、やりすぎて怒られたり、そういったことが起こったこともあり、本当に「空き地」として機能していたのではないか。

そういったお話が、ゆったりしたテンポで進んでいきました。

 

そして18:30でトークも終了。そしてそして、一番最後に残っていたイベントがあります。

シークレットオークションの落札結果です!

7名の入居者の方々にオークションへ出品して頂き、入場者の方は欲しい商品の値段を書いた用紙を投票してもらうシークレットオークション。

いくつかの商品が無事に落札されて行く中、最後のひとつ、髙島さん出品の「ねこ人」パネルですが、なんと3人も入札額が同額!!

これは最後に女の戦い(3名とも女性の方でした)をして頂くしかない!ということでジャンケンで決めて頂きました!

女の戦い!

最後まで大盛り上がりの「ワンワンワンまつり」もこれをもってついに無事終了!

ワンワンワンラスト

「ワンワンワンまつり」は、とっても賑やかで楽しい雰囲気が終始流れていて、この企画展「アパートメント・ワンワンワン」で得られた人の繋がりを改めて感じられる、集大成のイベントとなったのではないでしょうか。

 

ご来場頂いたみなさま、ご協力頂いたみなさま、入居者作家のみなさま、関係者の方々、本当にありがとうございました!!!!

 

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サーチプロジェクトvol.3

「アパートメント・ワンワンワン 〜中之島1丁目1-1で繰り広げる111日〜」

会期〈展覧会期〉3月29日(土)─7月6日(日)
    12:00〜19:00 ※月曜休館(ただし、5/5開館、5/7休館)/入場無料

共同企画者graf(クリエイティブユニット)IN/SECTS(編集プロダクション)

会場設営dot architects

主催アートエリアB1 

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