スタッフブログ > ジャンル > アート・デザイン

OSAKAN CAFE 開催しています!

こんにちは。近頃は大分暖かくなり、春らしくなってきましたね!

アートエリアB1では、昨日からOSAKAN CAFÉ Vol.4「『音・記号・光』−アートが街のデザインを変えた−きみはアストロメカニクールを知っていますか?あなたはアストロメカニクールを覚えていますか!」を開催しています。

1968年9月28日、万博前夜の"未来志向的"大阪に突如出現した、ゴーゴー・クラブ「アストロメカニクール」。サイケデリック文化の発達とともに、コンピューター、ステンレス、ブラックライト、プラスチック、そして「光・音・色」を意識した人工的なアイテムが街中に現れはじめたこの頃、「アストロメカニクール」はその最先端であり、大阪の若者の文化シーンを席巻する存在でした。

今回の展示では、その「アストロメカニクール」の内装を手掛けた向井修二氏の作品や経歴を紹介しています。

OSAKAN CAFE 4 140312_002.jpg

OSAKAN CAFE 4 OSAKAN CAFE 4

年表とともに印刷された写真からは、当時の様子がリアルに伝わってきます。

そして、16日(日)には、向井修二氏ご本人、そして橋爪節也氏、小浦久子氏を迎えてのトークサロンも行います。当時のアヴァンギャルドな熱気と、以後、大阪の街へと展開された未来派空間デザインを、社会や都市デザインと芸術の「融合」として語り合います。皆様ぜひお越しください。

OSAKAN CAFE トークサロン

日時3月16日[日]15:00〜17:00
定員60名程度(要申込)
申込方法大阪大学21世紀懐徳堂ホームページ(申込フォーム)からお申込ください。

ゲスト向井修二(美術家/元具体美術協会会員)
    橋爪節也(大阪大学総合学術博物館館長・近代美術史)
    小浦久子(大阪大学大学院工学研究科准教授・都市環境デザイン)
カフェマスター荒木基次(大阪大学21世紀懐徳堂特任研究員)

主催大阪大学21世紀懐徳堂

神戸─アジアコンテンポラリーダンス・フェスティバル#3「私たちの住処はうごめき、また日々生成される。(それとも私の体がグログロするからそう見える?)」展示プログラム開幕!

神戸─アジアコンテンポラリーダンス・フェスティバル#3
「私たちの住処はうごめき、また日々生成される。」
(それとも私の体がグログロするからそう見える?)
展示プログラムが昨日、オープンしました!
今日はオープニング・プログラムとして開催した〈Gonzoラジオ〉+オープニング・パーティーの様子をご紹介します。

イベント前半の〈Gonzoラジオ〉では、
ディレクターの塚原悠也さんが現在熊本で共同制作を行っている
岡田利規さん、曽田朋子さん、ピチェ・クランチェンさんとスカイプ。
岡田さんの熊本への移住とその暮らしについて、
さらに3人が今どんな制作をしているのか、お話を伺いました。
ちなみに、ピチェさんは制作のため、毎晩違うお宅で寝ているとか。

そんな3名のパフォーマンス公演は、
神戸の「ArtTheater dB神戸」にて、2月15日(土)、16日(日)、17日(月)開催です!

ご期待ください!

ラジオの様子

その後、展覧会とパフォーマンスプログラムの開幕を祝して、
乾杯!!!

そして、会場中で様々な会話の花が咲き乱れたところに、
contact Gonzoのパフォーマンスが始まりました。

オープニング・パフォーマンス

 

床に一列に展示された、木箱型フレームの写真作品の上を歩いて登場するcontact Gonzo。
メンバーの一人が背負っているものは、一つだけ展示できていなかった写真作品。
今回のパフォーマンスでは、この作品をギャラリー壁の上の方へ、
壁を登って(!!)展示するというもの。。。
壁面に、角材を取り付けて即席の足場を作り、
写真作品を天井部から吊るそうとします。
それまでがまるで珍道中。

 

木箱の底が曲がっているために、動くと揺れてしまったり、釘の受け渡しができなかったり。

木箱を体重移動を用いて動かそうとして落ちたり、

壁から落ちて、木箱を破壊したり・・・。

彼らは壁を登って一つの木箱を吊るす、というミッションをめがけて

真剣にやっているのに、
思わぬハプニングによって露呈する制御出来ない体の動きが思わず笑いを誘います。

オープニング・パフォーマンス オープニング・パフォーマンス オープニング・パフォーマンス

30分ほどを予定していたというパフォーマンスが一時間程度になるという、
熱いパフォーマンスでした。

オープニング・パフォーマンス

contact Gonzoの素晴らしいパフォーマンスで、
無事、幕を開けた展示プログラムは、3月2日(日)までです!

今回のパフォーマンスを経て完成(?)したcontact Gonzoの作品も
なまなましい傷跡そのままに展示中。

ぜひ高覧ください。
みなさまのご来場、お待ちしております!

 

///////////////////////////

【展覧会概要】

神戸―アジアコンテンポラリーダンス・フェスティバル#3
「私たちの住処はうごめき、また日々生成される。
(それとも私の体がグログロするからそう見える?)」


会期2014年2月1日(土)~3月2日(日)12:00-19:00 入場無料
主催NPO法人 DANCE BOX、アートエリアB1
助成文化庁 平成25年度劇場音楽堂活性化事業、平成25年度一般社団法人私的録音補償金管理
   協会 sarah、公益財団法人 福武財団

参加アーティスト

垣尾優 (ダンサー・振付家)、contact Gonzo(パフォーマンス・グループ)、ジュン・グエン=ハツシバ(現代美術家)、チョイ・カファイ(アーティスト・パフォーマンスメーカー)、ドットアーキテクツ(建築)、曽田朋子(造形作家)、西光祐輔(写真家)

※パフォーマンスプログラムは、神戸会場「ArtTheater dB神戸」で開催します。
詳細は、ダンスボックスHPにてご確認ください。

 

【フェスティバル詳細情報】

★公式サイト

WEB: http://www.db-dancebox.org/07_arc/03_sp/14_kacdf03/

★Facebookにて、オープニング・イベント、美術展、及びパフォーマンスのク リエーションについてなど 最新情報を更新しています。ぜひご覧ください!

Facebookページ:https://www.facebook.com/kobeasicon3

【お問い合わせ】

NPO法人DANCE BOX TEL: 078-646-7044 メール: info@db-dancebox.org

///////////////////////////

神戸─アジアコンテンポラリーダンス・フェスティバル#3「私たちの住処はうごめき、また日々生成される。(それとも私の体がグログロするからそう見える?)」オープン間近!!

現在、アートエリアB1では、
神戸─アジアコンテンポラリーダンス・フェスティバル#3
「私たちの住処はうごめき、また日々生成される。(それとも私の体がグログロするからそう見える?)」
の展覧会オープンに向けて、搬入作業がいよいよ大詰めです!

K-ACDF-03/搬入中!

神戸で開催されるパフォーマンスプログラムに平行して、
アートエリアB1で開催するダンスフェスティバル発信の展覧会!

関西初展示の作品も登場するなど、秀逸作が勢揃いです。

 

展示プログラムの参加アーティストは......

垣尾優 (ダンサー・振付家)
2004年~現在まで、岡登志子主催Ensemble Sonne作品にゲスト出演、06~09年、contact Gonzoとして活動、11年~現在まで The pursuit of new possibility project (砂連尾理×Hyslom×垣尾優)、12年には維新派「夕顔のはな、しろきゆふぐれ」に出演するなど、多彩な活動を展開するダンサー。

contact Gonzo(パフォーマンス・グループ)
2006年結成。contact Gonzoとは、集団の、そして方法論の名称、つまりローファイなスパークである。肉体の衝突を起点とする独自の牧歌的崇高論を構築し、パフォーマンス作品や、映像、写真作品を制作。現在、事務所を自分たちで作りながら、そのスペースで時速百キロで飛ぶ果物を受ける肉体を観察したり、耳を澄まし たりしている。

ジュン・グエン=ハツシバ
(現代美術家)現在、ホーチミン市在住。2001年より難民や社会的少数派をテーマに取り上げた "メモリアルプロジェクト" シリーズを発表し、国際的に注目を浴びる。07年より始めた「Breathing is Free: 12,756.3」では、地球の直径である12,756.3kmを実際に走る事で世界中の難民問題を、身体を使って体験するという試みを作品にし、現在もプロジェクト継続中。

チョイ・カファイ(アーティスト・パフォーマンスメーカー)
触ることの出来ない記憶や感情によって生まれる力が人間の身体とどう結びつくのかを探ることを創作の起点とし、アート、デザイン、テクノロジーの交差的表現へと集約させる独自の手法で、身体とメディアが交錯する世界を表現するマルチメディア・アーティスト。

ドットアーキテクツ(建築)
大阪・北加賀屋を拠点に活動。建築設計だけに留まらず、現場施工、アートプロジェクト、様々な企画にもかかわる。

曽田朋子(造形作家)
ミシンで糸を縫い固める方法で立体作品を制作。言葉だけでわかりたがるアタマにピッタリはまらないモノをつくる。2007年 スパイラル(東京)のSICFにてスパイラル奨励賞受賞。12年 大阪の自分のアトリエミミヤマミシンにて、作品の展示とワークショップ「つくるためのつくらない練習・用途を忘れるワークショップ」開催。

西光祐輔(写真家)
街、動物、風景などの異なるイメージを配置し、様々な場所で起こっている同時多発的イメージをテーマに作品を発表。2010年自主レーベル『approach』立ち上げ。同年、飯川雄大、梅佳代、金氏徹平、川島小鳥、小橋陽介、パトリック・ツァイ、原田拓哉と共にアーティストユニット「ハジメテン」結成。その他、様々なイベントへの参加、PVなども手がける。

--- 

ユニークな顔ぶれが勢揃いの本展。

会場には、目の覚めるような蛍光カラーの巨大壁が登場しました。

そして今日はこの壁に西光さんが写真作品の展示を開始!

K-ACDF-03/搬入中!(西光祐輔氏)

どんな仕上がりになるのか、楽しみです!

そして壁の向こうでは、世界的にヒットしたジュン・グエン=ハツシバ氏の伝説的な作品

「Memorial Project Nha Trang, Vietnam - Towards the Complex- For the Courageous, the Curious and the Cowards」

が展示されました。関西初のご紹介です!

お隣では、

ドットアーキテクツによる1/1図面が出現。

K-ACDF-03/搬入中!(ドットアーキテクツ)

本展では、瀬戸内国際芸術祭2013の出展作「Umaki Camp」がアートエリアB1に登場します。

contact Gonzoの展示も着々と完成へ。

K-ACDF-03/搬入中!(コンタクトゴンゾ)

会場入口では、シンガポールにおけるマンションの変遷を都市や人々の様相とともに

刻々と映し出すチョイ・カファイさんによる映像作品。

K-ACDF-03/搬入中!(チョイ・カファイ氏、曽田朋子氏)

前に展示されている作品は、曽田朋子さんによるものです。

そして未だ見ぬ垣尾さんの作品はどのような展示になるのでしょう。。。

展覧会だけでも十分見応えのある本展。

ぜひご期待ください!

 

そしてそして、2月1日(土)には、展覧会およびフェスティバルのオープニング・イベントとして、

<Gonzoラジオ>とパーティーを開催いたします!

 

<Gonzoラジオ>は2012年、contact Gonzoのアイホール公演にて登場し、

恐竜の研究家、IPS細胞の研究家、メンバーの弟、 チベット亡命政府の文化部等に直撃インタビューしました。

今回のオープニング・イベントのGonzoラジオでは、

熊本で作品制作中の岡田利規さんや曽田朋子さんはもちろん、

皆様の予想を裏切るような(!?)メンバーをつないでいきます。

ぜひご参加ください!

///////////////////////////

【オープニング・イベント】

<Gonzoラジオ>+パーティー

2月1日(土)17:00~19:00 @アートエリアB1

〈参加無料・申込不要〉

http://artarea-b1.jp/archive/2014/0302397.php

///////////////////////////

【展覧会概要】

神戸―アジアコンテンポラリーダンス・フェスティバル#3
「私たちの住処はうごめき、また日々生成される。 (それとも私の体がグログロするからそう見える?)」

日時:2月1日(土)~3月2日(日)12:00~19:00 ※毎週月曜休館 会場:アートエリアB1(京阪電車なにわ橋駅 コンコース内) 入場無料 出展作家:
垣尾優 (ダンサー・振付家)、contact Gonzo(パフォーマンス・グループ)、
ジュン・グエン=ハツシバ(現代美術家)、チョイ・カファイ(アーティスト・パフォーマンスメーカー)、
ドットアーキテクツ(建築)、曽田朋子(造形作家)、西光祐輔(写真家)

【フェスティバル詳細情報】

★公式サイト

WEB: http://www.db-dancebox.org/07_arc/03_sp/14_kacdf03/

★Facebookにて、オープニング・イベント、美術展、及びパフォーマンスのク リエーションについてなど 最新情報を更新しています。ぜひご覧ください!

Facebookページ:https://www.facebook.com/kobeasicon3

【お問い合わせ】

NPO法人DANCE BOX TEL: 078-646-7044 メール: info@db-dancebox.org

///////////////////////////

上方遊歩、皆様からお寄せいただいた情報はこちら!

さて、鉄道芸術祭vol.3「上方遊歩46景〜言葉・本・名物による展覧会〜」も、残すところ本日のみとなりました。本日は、こちらのブログでもお知らせしていた、みなさんに自由に沿線情報をお寄せいただくコーナーに、どのような情報が集まったのかをご紹介したいと思います!

情報をお寄せいただいた黒板柱 情報をお寄せいただいた黒板柱 情報をお寄せいただいた黒板柱

写真にもあるとおり、本当にたくさんの情報をいただきました...!有り難うございます!展示スペースには書ききれなかった情報、また、全く知らなかった情報などなど、本当に様々な名所、名物を教えて頂きました。

特に気になった書き込みを大阪からご紹介していくと、、、

 淀屋橋:北野家住宅はミラクル!
 天満橋:橋のライトアップは、天満切子がモチーフだそう
 森小路:なんといってもイカ焼き!
 土 居:隠れた桜の名所
 守口市:「FMもりぐち」は、日本で二番目に開局したコミュニティ放送局
 西三荘:駅下の水路の水は、光善寺付近の淀川から取水されている
 門真市:ふるさと納税でレンコンがもらえる!
 枚方市:日本のモーゼスおばあちゃんこと、塔本シスコが暮らしていた町
 樟 葉:駅名は「樟」葉ですが、住所は「楠」葉

などなど。

天満橋のライトアップ、天満切子がモチーフだなんて知りませんでした!今の時期だと、中之島のライトアップと合わせて楽しめますね。また、土居駅付近の桜の名所は、これからの季節気になりますね〜!川に沿って走っている京阪沿線ならでは。また、枚方市在住だった塔本シスコは、その画集をこちらでも展示させていただいています。

さて、次は京都方面へ。

 橋 本:駅前の洋食屋さんのオムライスが美味い!
  淀 :ホームから競馬場のスクリーンが見える。
 藤 森:藤森神社があじさいの名所であることにちなみ、あじさいうどんがある 
 七 条:鴨川土手ジョギングコースの入り口
 清水五条:鴨川西側には一流料亭がずらり。
 祇園四条:京都府南部の少年少女は大体この辺りで遊びます
 三 条:池田屋騒動の跡地
 神宮丸太町:沢田研二の母校、岡崎中学はこの近く!
 出町柳:みたらし団子、牡丹なべ発祥の地

と、こちらもずらり!藤森のあじさいうどん、素敵なネーミングですよね。橋本駅付近の洋食屋さんのオムライスも気になるところ。店名はわからないのですが、散策がてら探してみたいですよね。出町柳のみたらし団子、牡丹なべといい、京都はやはり食文化が発達しているのでしょうね。

と、ここには書ききれないほど、上方のいいところを来場者の皆様にたくさん教えて頂きました!本当に有り難うございました。

展覧会はもう終わってしまいますが、少しでも、皆さまの "上方遊歩" の楽しみのヒントとなれましたら幸いです。これからもぜひ、様々な場所を遊歩してみてくださいね!

 

松岡正剛のサイン

上方本談・本宴が開催されました!

2か月もの間、たくさんのゲストをお招きして、 話して話して話しまくった、上方本談。

先日21日、ラストを飾ったのは、ラウンドテーブル「本宴~本について大いに語る宴」です。
新刊書店、古書店、大型店、町の書店、個人経営のお店などなど、 様々な形の「本屋さん」が関西を中心に集まり、 そのタイトルに恥じない、濃い対話を展開してくださいました!

上方本談・本宴の様子 上方本談・本宴の様子

ゲストは、 坂上友紀さん(本は人生のおやつです!!)、齋藤孝司さん(メディアショップ)、鈴木正太郎さん(TSUTAYA枚方駅前本店)、 中川和彦さん(スタンダードブックストア)、萩原浩司さん(宮脇書店大阪柏原店)、福嶋聡さん(ジュンク堂難波店)、 星真一さん(紀伊國屋書店グランフロント大阪店)、洞本昌哉さん(ふたば書房)、吉村祥さん(フォークオールドブックストアー)のみなさまに、 第二部からは内沼晋太郎(numabooks代表、ブック・コーディネイター、クリエイティブ・ディレクター)も加わってくださいました。
進行は、 服部滋樹さん(graf代表)と家成俊勝さん(dot architects)です。

最初にゲストのみなさまの活動紹介。 それぞれの本との関わり、ご自身の本屋さん稼業の歴史、本屋さんとしての思い、などが語られます。

上方本談・本宴の様子 上方本談・本宴の様子

この場で交わされた議論の一部をお伝えすると・・・。 お客さんとの距離が近く、他書店に入荷済みの本を待っていてくださったりする方も。 人と人の関係性の上に本がある。 本以外の商品と本の違い。「町の本屋さん」としての工夫。 バブルと本の関係。 本屋は儲からない。 百貨店と本屋の関係。「売れる」から「売る」へ。 本離れはほんとうに起こっているのか、実はこれから起こるのではないか。 新刊書店として新規参入する難しさ。 驚きたい。ここにいる書店員の作った棚を見てほしい。 図書館との連携。 新刊書店と古本屋。今新刊を買わないと、将来の古本もない。「お客様は育てるものだ。」 などなど・・・。

休憩を挟んだとはいえ、4時間の長丁場にも関わらず、 みなさまの熱いトークに、会場の熱は冷めることがありませんでした。 ゲストのみなさま、ご来場のみなさま、ほんとうにありがとうございました!!!

沿線探訪オリジナル作品第二弾! いしいしんじ氏『十月十日 伏見の一日』完成!

沿線探訪第三弾でご紹介した、いしいしんじさんの作品が完成しました!

探訪では、" 水脈・水と道・鉄道との関わり" に着目して、ご家族とともに伏見の街を歩き、
十石舟や名水巡りを堪能された、いしいさん。

作品は『十月十日 伏見の一日』と題されたA3版の読み応えのある一冊に仕上がりました。

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』

表紙にカメラマークでお名前が入っている井上嘉和さんは、
今回全ての探訪を撮影していただいたカメラマンさんです。

いしいさんの作品では、探訪のなかでカメラに収められた街並や、探訪の様子、
様々な水との出会いの写真一枚一枚に、言葉が合わさります。

ページをめくるごとに、カメラフレームに切り取られた一枚に沿うように、
時に軽やかに、時にじっくりと、そして様々な時の道を行ったり来たりしながら、
言葉が"一日"を描き出します。

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』 

作品のなかでは、伏見の街と水を巡るエピソードに、いしいさんが生まれ育った大阪・住吉の街、
移り住んだ三浦半島南端の港町・三崎、結婚して移住した長野・信州......
様々な時の流れと、それぞれの物語の中に流れる水が入り交じります。

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』

今回、伏見の街でいしいさんが出会われた(味わわれた)多様な水。

きっとその根元にはその水が通ってきた複雑な道筋があり、
地上に湧き出た水はまた、日本の各所へ、さらに世界へ繋がり、
皆の家々へ、身体の中へ、そして時に姿を変え空へも昇っていく......、

そのことをじっくりと味わうことのできる『十月十日 伏見の一日』。

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』

様々な街並の、多様な物語の中をつらつらと絶え間なく流れ続ける水が、
本展の「46景」の傍らにも脈々と流れ続けていることを改めて実感する一冊です。

そんなことを思いながら「46景」を見ると、また違った風景が見えてくるかもしれません。

 

いしいしんじさんの『十月十日 伏見の一日』は、展覧会場にて公開中です!

そして、その1ページを取り上げた作品ポスターも展示中!

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』展示の様子 いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』展示の様子

今、展覧会場でしか読むことのできない本作。ぜひご高覧ください。

 

////////////////////////////

鉄道芸術祭vol.3

松岡正剛プロデュース「上方遊歩46景~言葉・本・名物による展覧会~」

会期2013年10月22日[火]ー12月25日[水]
12:00─19:00 月曜休館(祝日の場合は翌日・12/24は開館)
入場料無料(一部有料イベント有り)

主催アートエリアB1【大阪大学+NPO 法人ダンスボックス+ 京阪電気鉄道(株)】
監修・企画・構成松岡正剛
協力ほんばこや、イシス編集学校、編集工学研究所
会場設計dot architects
特別協力(株)海洋堂、graf、ジュンク堂書店、スタンダードブックストア、
     パナソニック(株)
助成おおさか創造千島財団、大阪市
認定公益財団法人 企業メセナ協議会

/////////////////////////////////

寝る前に、聞いたら夢に出るかも、夢十夜。能楽師安田登氏ワークショップ。

三連休の最終日となった11月4日「声と身体感覚の読書とは」というテーマで、宝生流能楽師の安田登氏による読者力養成ワークショップが開催されました。小学校の4年生で読書と出会うも、音読からスタートした、という安田氏。ユニークな自己紹介から約30名の受講生は引き込まれます。


本活(ゲスト・安田登)の様子

圧巻は夏目漱石「夢十夜 第三夜」の実演。おどろおどろしい幕開けから先の読めない展開と、あっと驚く結末まで身体全体を使って演じられます...というか「たたずまい」の大きさに驚きです。たった一人で、舞台上で演じるだけなのに、存在感が半端なく、もちろん私も読んだ経験はあるのですが、始めて触れる作品の様に新鮮な印象を受けま

した。

IMG_0927.jpg 本活(ゲスト・安田登)の様子

お話はさらに芭蕉や、歴史へと盛り上がります。個人的には、学生の特にもっと学問しておけば良かったと反省しきり。

本活(ゲスト・安田登)の様子 本活(ゲスト・安田登)の様子 本活(ゲスト・安田登)の様子

休憩を挟み次は受講生のワークショップ。全員で先ほどの「夢十夜」を音読します。本活(ゲスト・安田登)の様子 本活(ゲスト・安田登)の様子

自己紹介、グルーピングや役割分担で盛り上がったあと、いよいよ舞台上で実演へ、どのグループも初対面とは思えない、完成度。

本活(ゲスト・安田登)の様子

最後は各自で持ち寄った書籍の紹介と講師のコメント、予定時間を延長するほどの熱を感じるワークショップでした。

本活(ゲスト・安田登)の様子

「上方遊歩46景」スタートしました!

昨日、鉄道芸術祭vol.3「上方遊歩46景〜言葉・本・名品による展覧会〜」がスタート致しました。鉄道の創造性に着目した企画展「鉄道芸術祭」の第三弾は、鉄道と同じく近代文化の一つである"言葉による芸術表現としての本" をテーマにしています。プロデューサーには、" 本"を多角的に捉える" 知の巨人" 松岡正剛を迎え、上方(京街道)を巡る言葉と本と名物による展覧会を開催します。

本日は、その展示の様子を少しお伝えさせていただきます。

 

「上方遊歩46景」展示の様子 「上方遊歩46景」展示の様子

まずは、この数々の筒の森。これには一つ一つ京阪電車の駅名が書いてあり、表面にはその地の歴史、名物などが掲載されています。京阪電車は丁度京街道が走っていた道でもあります。京街道によってつくられていった文化や歴史、また、それ以前のまだ海だった頃の歴史も、ここから読み取って頂くことができます。

「上方遊歩46景」展示の様子

そして、筒の中には、この地にゆかりの深い名物と本を展示。例として、中之島にはリーガロイヤルホテルのパンフレット、そして福沢諭吉著の書籍などが展示されています。それぞれのゆかりのものは、フィギュアから古文書までと、本当にバラエティに富んでおりますので、飽きることなくご覧頂けると思います。

展示物の上には、松岡氏がしたためた書も展示しております。沿線を探訪することで生まれてきた言葉たち。その達筆とともにじっくりご覧ください。


また、会場奥には松岡正剛の沿線探訪の様子も映像で展示しておりますので、どこを巡り、どのようなことを想ったのか、一緒に探訪しているような感覚でご覧頂けます。

ここから年末の展示にかけて、他のゲストの方の沿線探訪の様子や、そこで生まれた作品なども展示していく予定です。ぜひここから増殖していく独自の立体街道図をお楽しみください。

ーーー

松岡正剛・独談の様子 松岡正剛・独談の様子

そして、昨日は松岡正剛による独談、本日は川崎正剛氏との対談が行われました。どちらも満員のお客様にお入りいただきました、有り難うございます!大変充実したトークだったようで、皆さんメモをとっておられたりと、真剣にきいていらっしゃいました。

特に本日の松岡正剛×川崎和男・対談「"知"と"ち"が急行する」では、歯に衣着せぬトークが繰り広げられました。

松岡正剛×川崎和男・対談の様子

大阪や上方が失ってしまったもの、大阪にはこうあってほしいという姿について、熱いご意見がたくさん。また、今回の展示テーマの一つである「言葉」については、昨今の悪いものを駆逐しようとする空気の中で、悪い言葉も消えていってしまっているが、それにともなっていい言葉も消えていってしまっている、というお話もありました。

そんな消えていきかけている言葉の文化や、力について、この展覧会で感じていただけると幸いです。

鉄道芸術祭vol.3 松岡正剛プロデュース「上方遊歩46景〜言葉・本・名物による展覧会〜」は12月25日(水)までです。どうぞ御高覧下さい。

「上方遊歩46景」探訪第1弾(松岡正剛篇)

 2013.10.5(B1事務局 B1スタッフ)

こんばんは!大分涼しくなりました。もう10月に入り、鉄道芸術祭の会期まで3週間を切りました...!

松岡正剛氏をはじめ、関西に縁のある言葉の表現者たちによる今回の展覧会。大坂─京都を結ぶ京街道について、実際に巡ったり、資料を元に想像したりしながら、"人・モノ・こと" にまつわる情報を選出し、独自の視点で編集していきます。キーワードは、"うたよみ、ものみ、ものがたり、ひとがたり、しなさだめ" の五つ。

そして、その集積としての"立体街道図"が会場に構築されるのですが、現在は、その編集・集積作業の真っ最中、という感じです!

アートエリアB1のあのひろーいスペースがどうなるのか、どのように上方が立ち上がるのか、あともう少しお楽しみにお待ちくださいね。

----

さて、本日は、先日少しだけお伝えした、松岡氏の探訪の様子を、写真つきでご紹介したいと思います。ほんの一部になりますが、ここからどうぞ想像を膨らませてみてください。

まずは、京阪電車に乗る松岡さんから。

京阪電車乗り場にて

下の一枚は、枚方にある鍵屋資料館にて。ちなみに持っておられるのはICレコーダーです。ここで、訪れた場所で思われたことなどを吹き込まれていらっしゃいました。

鍵屋資料館にて

そして、その近くの枚方パーク!写真には載っていないですが、実は探訪スタッフ全員でお化け屋敷に行きました...!松岡さんはというと、颯爽と駆け抜けていかれていたそうです(笑)

ひらパーにて

次の一枚は、時代を感じさせる文禄堤前にて。秀吉がつくらせた淀川の堤防で、上は京街道が通っていました。現在も当時の姿のまま残るのは、この守口市にある箇所のみなんです。

文禄堤前

こちらの一枚は橋本にて。このあたりは以前遊郭があった頃の建物がそのまま残されています。時代劇や映画などにもよく登場するみたいですよ。

橋本にて

そしてこちらは八坂にある女紅場にて。舞妓さんや芸妓さんが舞・能楽・長唄などを学ぶところです。素敵な建物ですよね〜。

女紅場にて

そして最後、こちらは山片蟠桃のお墓です。懐徳堂に学んだ江戸後期の町人学者で、『夢の代』という、自然科学、宗教、歴史、経済などをまとめた大作を残している方。まさに現代の知の巨人、松岡さんに繋がる方ですね。

山片蟠桃 墓所

さて、本当にほんの一部だったのですが、いかがでしたでしょうか? ちなみに、巡った順番とは無関係です...!すみません!

この探訪から松岡氏はなにを思い、なにを考え、どのように編集していくのか。その答えはきっと、会場にてご覧頂けると思います!

また、オープンの22日には松岡正剛氏の独談、そして翌23日にはデザイナー・川崎和男氏との対談も予定しております。この京街道の探訪について、上方文化の遊歩について、展示を見ていただくのももちろんですが、直接松岡氏から聞ける機会はこちらだけです。ご興味のある方は、ぜひお申し込みください。お待ちしております!

----------------------------------------------

鉄道芸術祭vol.3 関連プログラム
「上方本談、どこまでも話す年。」

----------------------------------------------

◎其の一:松岡正剛・独談
「上方遊歩46景 ~うたよみ、ものみ、ものがたり、ひとがたり、しなさだめ」

■日時:10月22日(火)19:00─20:30
■参加費:一般1,000円、大学生以下無料(要学生証提示)
■定員:80名程度(事前予約優先)

□ゲスト:松岡正剛(編集工学研究所所長・鉄道芸術祭プロデューサー)

◎ 其の二:松岡正剛×川崎和男・対談 
「"知"と"ち"が急行する」

■日時:10月23日(水)13:00─15:00

■参加費:一般1,000円、大学生以下無料(要学生証提示)

■定員:80名程度(事前予約優先)

□ ゲスト:松岡正剛(編集工学研究所所長・鉄道芸術祭プロデューサー)、
      川崎和男(デザインディレクター・大阪大学&名古屋大学 名誉教授)

□ カフェマスター(進行):木ノ下智恵子(大阪大学CSCD教員)

両プログラムとも、お申し込みはこちらからお願い致します。皆様のご来場を、お待ちしております。

「山本キノコシアター」クロージングイベントの様子を公開!

こんばんは!ついに7月ですね。アートエリアB1では、先月末をもって無事にサーチプロジェクトvol.2「山本キノコシアター」を終了いたしました。会期中ご来館いただきました皆様、本当に有難うございました。


さて、最終日の30日は、クロージングイベントと称して「山本キノコシアターpresentsスペシャルイベント〜俺たちの歴史をつくってくれ!〜」が行われました。2013年「山本キノコシアター」結成・誕生から2063年までの50年間の未来史を妄想し、語り合い、イメージをカタチにするプログラム。参加者の皆さんと妄想を膨らませながら、この先どんな未来が山本キノコシアターに待ち受けているのか、様々なアイディアを出しながら、その一場面を工作していきました!

130630_12.jpg 130630_1.jpg

そうして出来上がった年表の中身を、一枚一枚紹介していきたいと思います。

----

まず1枚目は、
2014〜15年:正義のヒーロー「ヤキター5」中之島公園で初演。公演チラシの隅に掲載していたゆるキャラ「○○○○○○○○○○○○○○○○○」が図らずもなんとなく売れ、マンガ・アニメ化される
「○○○」箇所にいれる場面づくりです!

そうしてできあがったのが、こちらの写真!

A.jpga

a

a

a

a

ゆるキャラ「キノコのヤマモト君と中之島のしじみさん」が図らずもなんとなく売れ〜 でした!

写真の中のエプロン、絵画など、様々なところにヤマモト君としじみさん、出てきてますね〜。売れそうです!

そして2枚目。
2016〜17年、「私たちは汚れない!」という固い意志のもと、
「○○○○○○○○○○○○○○○○○」をし、ベルリン・ビエンナーレ公募に参加
「○○○」箇所にいれる場面づくりです!

できあがったのは、、

B.jpga

a

a

a

a

固い意志のもと、「超ウルトラスーパーデラックス潔めの儀の発表」をし、ベルリン・ビエンナーレ公募に参加

でした!山本さん、神様みたいですね、、、

3枚目は、
2020年、ミュージカル映画「ミス・サイゴウドン」の第2弾
「○○○○○○○○○○○○○○○○○」のシリーズ化が決定
「○○○」箇所にいれる場面づくりです!

写真がこちら!

C.jpga

a

a

a

a


「ミス・サイゴウドン」の第2弾、「宇宙特殊警察 サイゴ(の)ウドン」のシリーズ化が決定

まさか、サイゴとウドンで切るとは!な斬新な切り口でした!

4枚目は、
2026年、プライベートで「○○○○○○○○○○○○○○○○○」が起きる

この、だいぶざっくりとした穴にうまった出来事が、こちら!

D.jpga

a

a

a

プライベートで、みんなが大好きなスイカとリンゴを見つけて、ついドロボーしたところを農家の一家につかまる事件が起きる

でした。まさか宇宙特殊警察のミュージカルをつくった人が泥棒しちゃうなんて!という予想外の繋がりも、たくさんの人が即興で物語を作り上げていくからこその醍醐味ですね。


そして、5枚目はこちら!
2045〜53年、これまでの蓄財を投じて、兼ねてより暖めていた構想の
宇宙開発事業「○
○」を展開

そうしてできあがった写真がこちら!

E.jpga

a

a

a

a

宇宙開発事業「YAKITAA SPACE ツアーズ」を設立、宇宙人から星を買収し、宇宙観光産業を展開

ヤキターがここで復活!でもちょっと悪そうな顔ですね(笑)


そして、最後はみんなで撮った記念写真を活用し、
2063年、これまでの功績を讃えられ、中之島公演に銅像「山本キノコシアター」が建つ
の部分を制作。

F.jpga

a

a

a

 


aa

銅像、とまでは行きませんでしたが、立派なレリーフになりました!


このように、超特急でアイディア出しから制作、撮影、加工まで行っていただいた今回のクロージングイベント。皆さん時間がない!と焦りながらも、とても凝った制作物を作られていて、この展覧会のコンセプトでもある「DIYの視点でみつめる、身体・ファッション・こどもの創造性」が本当に具現化されたような、濃密な時間だったのではないかなあと思います。

----

さて、アートエリアB1は、次の展覧会まではしばし間があきますが、その間にもラボカフェやミュージックカフェなど、様々なイベントやトークを行います。サーチプロジェクトは終了致しましたが、今後も要チェックをよろしくお願いいたします!

  2019年6月

            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

スタッフブログ カテゴリ一覧

スタッフブログB1 日々の記録