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沿線探訪オリジナル作品第二弾! いしいしんじ氏『十月十日 伏見の一日』完成!

沿線探訪第三弾でご紹介した、いしいしんじさんの作品が完成しました!

探訪では、" 水脈・水と道・鉄道との関わり" に着目して、ご家族とともに伏見の街を歩き、
十石舟や名水巡りを堪能された、いしいさん。

作品は『十月十日 伏見の一日』と題されたA3版の読み応えのある一冊に仕上がりました。

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』

表紙にカメラマークでお名前が入っている井上嘉和さんは、
今回全ての探訪を撮影していただいたカメラマンさんです。

いしいさんの作品では、探訪のなかでカメラに収められた街並や、探訪の様子、
様々な水との出会いの写真一枚一枚に、言葉が合わさります。

ページをめくるごとに、カメラフレームに切り取られた一枚に沿うように、
時に軽やかに、時にじっくりと、そして様々な時の道を行ったり来たりしながら、
言葉が"一日"を描き出します。

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』 

作品のなかでは、伏見の街と水を巡るエピソードに、いしいさんが生まれ育った大阪・住吉の街、
移り住んだ三浦半島南端の港町・三崎、結婚して移住した長野・信州......
様々な時の流れと、それぞれの物語の中に流れる水が入り交じります。

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』

今回、伏見の街でいしいさんが出会われた(味わわれた)多様な水。

きっとその根元にはその水が通ってきた複雑な道筋があり、
地上に湧き出た水はまた、日本の各所へ、さらに世界へ繋がり、
皆の家々へ、身体の中へ、そして時に姿を変え空へも昇っていく......、

そのことをじっくりと味わうことのできる『十月十日 伏見の一日』。

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』

様々な街並の、多様な物語の中をつらつらと絶え間なく流れ続ける水が、
本展の「46景」の傍らにも脈々と流れ続けていることを改めて実感する一冊です。

そんなことを思いながら「46景」を見ると、また違った風景が見えてくるかもしれません。

 

いしいしんじさんの『十月十日 伏見の一日』は、展覧会場にて公開中です!

そして、その1ページを取り上げた作品ポスターも展示中!

いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』展示の様子 いしいしんじ『十月十日 伏見の一日』展示の様子

今、展覧会場でしか読むことのできない本作。ぜひご高覧ください。

 

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鉄道芸術祭vol.3

松岡正剛プロデュース「上方遊歩46景~言葉・本・名物による展覧会~」

会期2013年10月22日[火]ー12月25日[水]
12:00─19:00 月曜休館(祝日の場合は翌日・12/24は開館)
入場料無料(一部有料イベント有り)

主催アートエリアB1【大阪大学+NPO 法人ダンスボックス+ 京阪電気鉄道(株)】
監修・企画・構成松岡正剛
協力ほんばこや、イシス編集学校、編集工学研究所
会場設計dot architects
特別協力(株)海洋堂、graf、ジュンク堂書店、スタンダードブックストア、
     パナソニック(株)
助成おおさか創造千島財団、大阪市
認定公益財団法人 企業メセナ協議会

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