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上方本談、どこまでも話す年。其の三「いしいしんじ・独談」

昨日はオープン当初以来の本談!

「上方本談、どこまでも話す年。其の三 いしいしんじ・独談」が行われました。

テーマは

「楽しい水・恐い水・聖なる水。"水脈・水と道・鉄道"との関わり、"その筋道"について」。

上方本談・其の三

前半は先日行われた沿線探訪での体験をご自身の言葉で語られ、

またこの沿線探訪を下敷きにしてまとめられた作品、

『十月十日 ー伏見の一日ー』も

一部披露してくださいました。

上方本談・其の三 上方本談・其の三

探訪で知ったあれこれや

(様々な名水のことや、京都、大阪に対抗しうる「伏見」という文化圏のこと、

 日曜日は水上バスの売店が閉まってしまうこと、などなど)

そこで出会った人との会話、同行したご家族のリアクションやスタッフとのやりとりなど、

いしいさんの言葉と身ぶり、写真も交えて生き生きと描きだされた探訪風景に、

いしいさんの背中を追って一緒に探訪した気分を味わいました。

名水も川の水(!?)も味わったいしいさんの

それぞれの水についての体感の表現は味わい深く、

言葉の豊かさを思い知り、心から楽しむ時間にもなったと思います。

『十月十日 ー伏見の一日ー』は会場にいらした方にも見ていただきました。

これはほぼ、完成版。

近日、完成版が出展されますので、みなさまご期待ください。

上方本談・其の三

後半は、水辺で生きてきたと自覚するいしいさんのこれまでと水とのお話でした。
おばあちゃん子だったいしいさんにおばあさまが語った住吉大社と水の話に始まり、

地元の万代池、大学時代の白川、上京して近くに住んだ隅田川、

その後の生活の足場となった三崎、松本、鴨川・・・。

それぞれの場所で水の周りを巡るように生きてきたいしいさん。

文章を書きはじめるに至る経緯や、ご家族との思い出など、

苦楽、さまざまな出来事や感情について語ってくださいました。

上方本談・其の三

鉄道と水路の関係性、そして、水路、鉄路に集まる縁。

いしいさんが終盤にご自身の歩みをふりかえり、

いろんなものが先回りしている、

水を巡って歩く感じに近い、(直線距離は短くとも、水路を辿るとくねくね、時間がかかる)

とおっしゃったのは印象的でした。

いしいさんに言葉をじっくりと楽しんでいらした会場のみなさまとの質疑応答もあり、

水澄む秋、水と自分の生活を新たな目で感じるひとときとなったのではないでしょうか。

上方本談・其の三

 

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